アメーバ・ギグ(紙ジャケット仕様) の感想

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参照データ

タイトルアメーバ・ギグ(紙ジャケット仕様)
発売日2019-07-12
アーティストポール・マッカートニー
販売元ユニバーサル ミュージック
JANコード4988031339787
Disc 1 :ドライヴ・マイ・カー
オンリー・ママ・ノウズ
ダンス・トゥナイト
C・ムーン
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
アイル・フォロー・ザ・サン
カリコ・スカイズ
ザット・ワズ・ミー
ブラックバード
ヒア・トゥデイ
バック・イン・ザ・U.S.S.R.
ノド・ユア・ヘッド
ハウス・オブ・ワックス
アイヴ・ガッタ・フィーリング
マッチボックス
ゲット・バック
ベイビー・フェイス
ヘイ・ジュード
レット・イット・ビー
レディ・マドンナ
アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
カテゴリ » ミュージック » ジャンル別 » ロック

購入者の感想

ポールのライヴアルバムは曲間のMCがごっそりカットで、はじまりのカウントさえ入ってないものが多い。
特に「BACK IN THE US」、「GOOD EVNING NEW YORK CITY」は全くMCなしで臨場感がなくがっかりだった。
さらに、この2者はボーカルに変にエコーがかかっていて不自然でどうしても愛聴盤にならなかった。

ところが、この「アメーバ・ギグ」はCD収録時間いっぱいの約79分に21曲も入っているのにもかかわらず、MCを自然な形で編集し、会場の熱気が伝わるMCをしっかり収録してくれている。MCのあるなしで曲の表情がこんなに違って感じられるんだと改めて思わされる。

その上、ポールの声もよく見せようという編集もなく、90年代までの力強さはないものの、好調で瑞々しささえ感じられる。各楽器も鮮明に聴こえ、この時は、キーボード担当の’PAUL WIX’が不在らしく、代役が演奏しているみたいだがそれがまた’WIX’とは解釈の違うアレンジをしていて新鮮。なかでも「CALICO SKIES」、久々の「MATCHBOX」がとてもいい。

コアなファンは横のルートで聴いていた音源(14曲)だが、さすが正規版はリマスター効果か、水の中で歌っていたような音源がちゃんと地上に出て歌っているという鮮明さになった。ポールのベースもしっかり太く聴こえ(これもウィングス時代のライヴを除いて、ソロはベースが弱すぎた)ビートルズリマスターに準じているようなミックスでとてもいい。

個人的には「アンプラグド」、「ポール イズ ライヴ」に次ぐ愛聴盤になりそう。
「ポール イズ ライヴ」もどうせなら、93年のライヴを再現して二枚組で出してほしかったな(未発表ライヴ曲を入れて)。
「アンプラグド」に関しては、どうか「全  曲」での再発を願っています。

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