選択の科学 の感想

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参照データ

タイトル選択の科学
発売日販売日未定
製作者シーナ・アイエンガー
販売元文藝春秋
JANコード9784163733500
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般

購入者の感想

今後の自分のキャリアについて考える上で何かヒントを得られるかと思い、本書を手にとった。
この本では様々なシチュエーションにおける”選択”について、豊富な実験結果に基づいた洞察がされており、
キャリアについて今すぐ役立ちそうな知見はあまり得られなかったものの、
日常生活で役立ちそうなネタが多数得られたので読み物としては満足。

■刺さった記述
[1]「選択それ自体の価値」について
・”選択したい”という欲求は生物にとって自然な心の動きであり、とても大きい。
しかし、しばしばその欲求は大きくなりすぎて、何かの目的を達成する手段ではなく、
それ自体価値があり必要なものと化してしまう(様々な実験により明らかになっている)。(P28)

・しかも、選択に実際に状況をコントロールできるかどうかよりも、
コントロールできるという”認識”の方が、遙かに大きな意味を持つ。(P24)

[2]「選択肢の数」と「満足度」は単純には比例しない
選択肢が多いからと言って、満足度が単純に増加するとは限らない。
むしろ、選択肢が多すぎると逆に満足度や充足度は低くなることがある。
(スーパーにおける実験で、ジャムの品揃え数と実際に購入された数の相関を調べた結果、
数多くの品揃えの方が買い物客の注目を集めたものの、
実際にジャムを購入した客の人数は少ない品揃えの方が6倍以上も多かったという結果が出ている。)

人が何かを選ぶ時、少ない選択肢(4縲鰀6程度)を与えられた場合の方が、
多い選択肢(20縲鰀30程度)を与えられた場合よりも、自分の選択・判断に確信を持ち、
選んだものの満足度が高くなることが、一貫して実証されている。(P234)

[3] 困難な選択を迫られた時の対処について
人生においては、極めて困難な選択を迫られることがあり、それ自体避けることはできないが、
負担を軽減したり、様々な工夫をすることができる。

・例えば、生まれてくる子どもが脳内出血を起こして危篤状態にあり、

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