ミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ) の感想

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参照データ

タイトルミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ)
発売日2019-09-10
製作者田村 由美
販売元小学館
JANコード9784098705429
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

4巻の終盤に登場した、なぜか暗号で話しかけてくる謎の美女ライカさんがすごく気になりますが、5巻は不穏な事件を予感させる家が真っ赤に燃えるシーンから始まりました。
整くんはライカさんを不思議に思いながらも暗号を辿っていくとこの事件に係わる事になります。事件とは、とある方法で〝天使〟を呼ぶとその〝天使〟が家と親を燃やしてくれるというもの。つまり虐待を受けてる子供が〝天使〟を名乗る人物に親の殺害を依頼するのです。ゾッとしました。報復してくれる〝天使〟も元は虐待された子供。親を殺してもらった子供がその後幸せになれたのか?話は展開していきます。
冒頭で、整くんの大学の授業で先生が話していた、「似た経験をしても、自分が考えるように他人も感じ考えているとは限らない」が、後々ジワジワ効いて来ます。
虐待を扱った事にも驚きましたが、幼い子供が親に報復をするって事を描いたのにも更に驚かされました。子供を虐待する描写もあるのでイヤな気持ちになる方も居るかもしれません。虐待に向き合う整くんの持論と整くんの将来の夢はつながっていて、それでやっと微かに希望を感じられた気がしました。注目は最後の最後。犯人が最初に誰なのか明かされているタイプの話ですが、最後に「えっ?そうだったの?」というようなどんでん返しがありますよ。
星座マークの伏線も続いてます。『ミステリと言う勿れ』次は何が起こるのか楽しみです。

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小学館から発売された田村 由美のミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ)(JAN:9784098705429)の感想と評価
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