フロー・カンパニー“飛躍し続ける個人と組織に生まれ変わる法則” の感想

時間を忘れるほど楽しく創造的で生産性が高い状態を「フロー（Flow）」というが、Flowな人を「Flower」と呼ぶのはなかなか面白い。

ちなみに、米国の少年野球チームのコーチは、思い切り投げて・打って・走る楽しさを徹底的に教える。日本のコーチは試合に勝つにはどうすればよいか、勝つ楽しさを教える。だから日本のチームは米国に行くと簡単に試合に勝つ。でも、それで一体何が楽しいのだろう？と米国の地元紙に書かれてしまう。

「勝つから楽しい」のか「楽しいから勝つ」のか、「楽しいから一生懸命やる」のか「一生懸命やるから楽しい」のか、どちらだろう？どちらもだろうか？

会社でも、結果を問うより、本当はもっと「一生懸命やる楽しさ」「思い切りやる楽しさ」を伝えられるといいのだが・・・フローの基本はやはり「Play Hard」だと思う。「フローな組織」をどう作るか、考えさせられた。