ハイキュー!! 34 (ジャンプコミックス) の感想
参照データ
タイトル | ハイキュー!! 34 (ジャンプコミックス) |
発売日 | 2018-10-04 |
製作者 | 古舘 春一 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784088815893 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
ここ数年で一番面白い王道の少年スポーツ漫画だと思います。
本巻では待望の烏野-音駒戦が描かれていますが、その魅せ方に脱帽です。
主人校の烏野も、相手校である音駒も、それぞれの葛藤と成長の記録がキッチリと描かれてきているため、
読者もその背景をしっかりと共有出来ています。
それゆえに、この対決に臨むキャラクター達の心情に共感して読むことが出来ます。
漫画の世界観の中で「因縁の対決だ!」と掲げられていても、
読者がその背景や重みについていけず、置いてけぼりになってしまうことがしばしばあり、
作品によっては、意外性を出すためだけにあえてライバル校を敗退させてしまう展開もあります。
※そういった展開自体の良し悪しはまた別問題であり、否定する気は一切ありません。
ただ、この作品ではジャンプ漫画という「人気が下がれば即打ち切り」という過酷なハードルがある中で、
長期連載だからこそ出来る最高の魅せ方をやってのけたことが素晴らしいです。
週間連載とは思えない躍動感溢れる作画レベルも高く、ここまで人気を維持されている作者の力量に感謝です。
これから全国編の舞台はまだまだ続いていくと思いますので非常に楽しみです。
本巻では待望の烏野-音駒戦が描かれていますが、その魅せ方に脱帽です。
主人校の烏野も、相手校である音駒も、それぞれの葛藤と成長の記録がキッチリと描かれてきているため、
読者もその背景をしっかりと共有出来ています。
それゆえに、この対決に臨むキャラクター達の心情に共感して読むことが出来ます。
漫画の世界観の中で「因縁の対決だ!」と掲げられていても、
読者がその背景や重みについていけず、置いてけぼりになってしまうことがしばしばあり、
作品によっては、意外性を出すためだけにあえてライバル校を敗退させてしまう展開もあります。
※そういった展開自体の良し悪しはまた別問題であり、否定する気は一切ありません。
ただ、この作品ではジャンプ漫画という「人気が下がれば即打ち切り」という過酷なハードルがある中で、
長期連載だからこそ出来る最高の魅せ方をやってのけたことが素晴らしいです。
週間連載とは思えない躍動感溢れる作画レベルも高く、ここまで人気を維持されている作者の力量に感謝です。
これから全国編の舞台はまだまだ続いていくと思いますので非常に楽しみです。