――システム構築の大前提―― ITアーキテクチャのセオリー の感想

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タイトル――システム構築の大前提―― ITアーキテクチャのセオリー
発売日2018-06-10
製作者中山 嘉之
販売元リックテレコム
JANコード9784865941166
カテゴリジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » ソフトウェア開発・言語

購入者の感想

大手ユーザ企業の情報システム部で30年間社内システムの構築をされ、その後アーキテクトのコンサルタントとして活躍されている中山嘉之氏が初めて出版された本です。ユーザ企業の中の人として、SIerに困らされながらどうやって社内システムを構築してきたかが細かくかかれています。

<ITの世界で会計学の複式簿記に相当するものは、各種モデリングをはじめとする設計手法でしょう>

中山嘉之氏は若いころにDOA(データ中心設計)の元祖である椿正明氏と会い一緒にDOAを作ってきたと言っても過言ではないほどの貢献をされています。

<旧いアーキテクチュアで作られたシステムの後始末は、ユーザ企業自身のほかには誰もやってくれません。ベンダは新しいITを売って”なんぼ”ですから>
<マスメディアは往々にして極端で目新しい解を吹聴する>
<最近「情シス不要論」を取り沙汰する一部メディアもありますが、考え直すべきです>

スカッとしませんか?これらが何故かも細かく解説されます。
大まかな目次は次の4部になっています。
第Ⅰ部:何をなすべきか? ・・・Sierに好きにされてしまったシステムをどう復活するのか
第Ⅱ部:アーキテクチュア ・・・EA(EnterprizeArchtecture)をつかって具体的にどうすべきか
第Ⅲ部:戦略ソリューション・・・エンタープライズデータHUB ←ここが主題です
第Ⅳ部:戦術ソリューション・・・リポジトリの具体的な整備方法

筆者は多くのM&Aを経験してこの変化に強いアーキテクチャを発明(?)発見(?)されました。
ユーザ企業の情報システム部はもちろんのことSierこそがこれを実践して欲しいと思います。

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