「プロジェクトマネジメント」実践講座 の感想
参照データ
タイトル | 「プロジェクトマネジメント」実践講座 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 伊藤 大輔 |
販売元 | 日本実業出版社 |
JANコード | 9784534054692 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » オペレーションズ |
購入者の感想
「プロジェクトを『やりくり』すること(p.1)」であるプロジェクトマネジメントについて、「『実践』をテーマに(p.1)」「目標を達成させる上で最低限押さえるべき知識と技術にフォーカスして(p.2)」書かれたという。
本書はPMBOKではなく、ISO21500:2012に準拠しているという(その違いが私には分からないが)。ほぼ1~2ページごとに1つの項目にまとめられており(そのうちの一部は1ページの図解付き)、辞書的に使用することもできそうだ。分かりやすい。
全体の構成では、(「段取り八分」という言葉が紹介されているが)約290ページのうち「第3章 【計画】段階的に計画を立てる」が120ページ超で大きなボリュームを占める。素人考えだが、プロジェクトマネジメントとは、計画の立て方のスキルだと言ったら言い過ぎか。
通読した後に、「プロジェクトマネージャは、プロジェクトマネジメントのプロセスを担う」の図(p.29)を見ると、全体像を俯瞰できそうだ。
個別には2点。
1 WBSで「どのくらいのサイズに要素分解すればよいのか」について「何度かプロジェクト経験を経て自分に合ったサイズを見つけていきましょう(p.100)」とあり、プロジェクトマネジメントには、やはり経験が必須なのだと思う。
2 著者が、「スコープ、時間、資源、コストの4つの視点を持ってバランスよく計画する(p.158)」ことについて、4つの視点をお盆の4つの角にたとえて、その上のボールが落ちないように調整すると説明しているところに「なるほど」と思わされた。
本書はPMBOKではなく、ISO21500:2012に準拠しているという(その違いが私には分からないが)。ほぼ1~2ページごとに1つの項目にまとめられており(そのうちの一部は1ページの図解付き)、辞書的に使用することもできそうだ。分かりやすい。
全体の構成では、(「段取り八分」という言葉が紹介されているが)約290ページのうち「第3章 【計画】段階的に計画を立てる」が120ページ超で大きなボリュームを占める。素人考えだが、プロジェクトマネジメントとは、計画の立て方のスキルだと言ったら言い過ぎか。
通読した後に、「プロジェクトマネージャは、プロジェクトマネジメントのプロセスを担う」の図(p.29)を見ると、全体像を俯瞰できそうだ。
個別には2点。
1 WBSで「どのくらいのサイズに要素分解すればよいのか」について「何度かプロジェクト経験を経て自分に合ったサイズを見つけていきましょう(p.100)」とあり、プロジェクトマネジメントには、やはり経験が必須なのだと思う。
2 著者が、「スコープ、時間、資源、コストの4つの視点を持ってバランスよく計画する(p.158)」ことについて、4つの視点をお盆の4つの角にたとえて、その上のボールが落ちないように調整すると説明しているところに「なるほど」と思わされた。