東京大学野球部―「赤門軍団」の軌跡 (B・B MOOK 1091 東京六大学野球連盟結成90周年シリーズ 2) の感想
参照データ
タイトル | 東京大学野球部―「赤門軍団」の軌跡 (B・B MOOK 1091 東京六大学野球連盟結成90周年シリーズ 2) |
発売日 | 2014-08-21 |
販売元 | ベースボール・マガジン社 |
JANコード | 9784583621685 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » スポーツ・アウトドア » スポーツ |
購入者の感想
「東大を優勝させよう会」という同好会がある。1974年設立なので、もう42年の歴史がある。私も設立初期から10年間ほど入会していた。体調を崩したり忙しかったりで、いつの間にか自然退会してしまった。東大野球を見始めたのは私が高校時代。他の5大学に入学時点で素質、実力で大差をつけられていても懸命に頑張る東大野球に感銘を受けて見始めた。見始めた当時の東大のエース、門松は非常に記憶に残っている。彼がその後、国土交通省の局長にまでなったのを初めて知った。この本を見て当時の思い出が蘇ってきた。「怪物」江川に6大学で初黒星をつけた試合はリアルタイムで見た。薄暮からナイトゲームになった試合終了時の感激は忘れられない。とはいえ東大野球を応援するには非常な根気が居る。負け続けても負け続けても諦めない根気が必要だ。この本には、そういった歴史が満載されている貴重な資料本である。