医学部の大罪 (ディスカヴァー携書) の感想

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参照データ

タイトル医学部の大罪 (ディスカヴァー携書)
発売日2013-11-15
製作者和田 秀樹
販売元ディスカヴァー・トゥエンティワン
JANコード9784799313985
カテゴリ » ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学

購入者の感想

捨てるものがないからこそ書けるのでしょう、もちろん本人の立ち居地が確立して
食うに困らずの環境ができたからだと思います。その他の同じような考えを持つ人々は2ch(日本で唯一のアカデミックな世界であった、今はシランが)に書き込むぐらいだった。医学部に限らず総ての業界、公務員も同じ仕組み、コネ・2世が幅を利かす世界は同じ構造が出来上がっている。TV・新聞しかない時代は簡単に彼等に騙されたがネットが出来て縛りから解放されたかに見えたが規制が強くなってそれもままならず。で、時々こういう本を出版してくれる勇者が出てくれるとほっとする。
東大脳の作り方の著者のようにレールが作られそれに従順にしたがう能力?があれば最高の結果を簡単に手に入れられる。そこには他の方が感じる矛盾を程度問題はあるが軽く考える、今の成果を達成することが第一とかを優先的に考える、
いわば金太郎飴のような思考になりがちだ。限られた短い時間で受験を成功させるためには誰でもそういう時間が必要だ、
その後も、大学時代も同じような思考でいるものが好成績。で、その好成績ってその時代には問題あるんではないんでしょうか?良い企業に入るには必要でしょう、しかし・・・。かつては、東大闘争は東大医学部から始まったことからもわかるように医学部は反骨精神の高い学生だったとこの本には書かれていますが。なぜ反骨精神が高かったのでしょうか?おそらく本人の意識が高かった、国に騙され満州に渡った祖先・親戚がいた、特攻隊で命を失った等、そういう歴史を身をもって感じていたからでしょうか。切実だったんだと思います。いまや他人のことなど考える余裕なし、自分が生きることだけで精一杯、アメリカのように貧困、それを抜け出すには軍隊にはいるしか道は残されていない。で、戦場で簡単に銃をうつ、彼等にはもはや・・・な感覚は残っていない。まさに弱肉強食の世界、日本も同じだってことなんでしょう。
黒川清の本がマスコミのCM(うわべだけ、建前)とすれば本書は平安時代の鴨川の落書き(つまり庶民の現状、不満が書かれています)。
ホームページを閲覧して知ったのですが米国では教授が週2、3日病院に来て(理由は、新しいことを学べるし、自分が楽しい)

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