アンティゴネ (光文社古典新訳文庫) の感想
参照データ
タイトル | アンティゴネ (光文社古典新訳文庫) |
発売日 | 2015-08-06 |
製作者 | ブレヒト |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334753153 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 戯曲・シナリオ |
購入者の感想
父親ライオスを殺害し、母親イオカステと交わるオイディプス王の悲劇。その呪われた子供たち、長男エテオクレス、次男ポリュネイケス、アンティゴネ、妹イスメネの物語。ブレヒトによる現代的解釈による戯曲。ブレヒトによれば、クレオン王は「総統」・・・・その背景にヒトラーの影があり、冒頭、アンティゴネ、イスメネを想定した2人の姉妹による「序景」がある。
ブレヒトが本戯曲を書いたいきさつ、背景、さらにはギリシャ悲劇の解説が相当詳しく載っているので、興味ある読者はぜひぜひ・・・・・・個人的には、数千年を隔てて、古くも新しい超時代的・超歴史的なテーマである近親相姦が21世紀になって、さあ!っていう感じでなかなかに興味深い。
ブレヒトが本戯曲を書いたいきさつ、背景、さらにはギリシャ悲劇の解説が相当詳しく載っているので、興味ある読者はぜひぜひ・・・・・・個人的には、数千年を隔てて、古くも新しい超時代的・超歴史的なテーマである近親相姦が21世紀になって、さあ!っていう感じでなかなかに興味深い。