FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 の感想

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参照データ

タイトルFACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
発売日販売日未定
製作者ハンス・ロスリング
販売元日経BP
JANコード9784822289607
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 国際政治情勢

購入者の感想

YouTubeで「ハンス ロスリング」と検索すれば
10分ほどで本書のポイントがまとまったものを視聴できる。

そちらをみてから本書に取り組めば、スムーズに理解できるはずだ。

他の多くの方が、詳しくレビューを書いているので
私はこの本の趣旨のみをご紹介する。

まずはじめに
「人間が何か選択しようとしたとき」の正解率はなんとチンパンジー以下だという。

その理由は、人間がこの世界を認識するときには
かならずバイアス(思い込み)が働くからである。

チンパンジーはランダムに選ぶので、33%で正解するが
人間はバイアスによって正しく物事を捉えることができない。

具体例として、
・人間は、「良いこと」より「悪いこと」の方が目につきやすい。
(昔を懐かしみ、過去を美化しがち)
・人間は無意識に二極化して考えがちである。
(例、富と貧困、正義と悪など。)
・人間はどうしても直線的に考えてしまう傾向がある。
(「このまま人口が増え続けると、世界の人口がパンクする」という思い込みなど)

上記のようなバイアスが紹介される。

おもしろいのは、専門家、学歴が高い人、社会的な地位がある人ほどバイアスに陥りやすいと言うこと。

皮肉にも「俺だけは、正しい」と思い込むのも、これまたバイアスだ。

正しく世界を認識するためのスタートとして
とても良いきっかけになるだろう。

オススメしたい。

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