834.194 (完全生産限定盤B[2CD+DVD / 豪華特殊パッケージ])(応募抽選ハガキなし) の感想
参照データ
タイトル | 834.194 (完全生産限定盤B[2CD+DVD / 豪華特殊パッケージ])(応募抽選ハガキなし) |
発売日 | 2019-06-19 |
アーティスト | サカナクション |
販売元 | ビクターエンタテインメント |
JANコード | 4988002786121 |
Disc 1 : | 忘れられないの マッチとピーナッツ 陽炎 多分、風。 新宝島 モス 「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」 ユリイカ (Shotaro Aoyama Remix) セプテンバー -東京 version- |
Disc 2 : | グッドバイ 蓮の花 ユリイカ ナイロンの糸 茶柱 ワンダーランド さよならはエモーション 834.194 セプテンバー -札幌 version- |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
実に6年ぶりのアルバム
長すぎる期間に一時期全く聞かない時期もあった。しかしながら、待った甲斐があったと心から思えるアルバムであり、感激で震えている。
834.194
これは札幌と東京のスタジオの距離である。
1枚目は東京のマインド
アップテンポかつ都会的な曲が並び、
2枚目は札幌のマインド
ダウンテンポな故郷を思わせる曲が並ぶ。
構成としては今までで最もコンセプチュアルな作品。
シングルが多すぎて、特に新宝島は浮くのではないかと心配だったがそれは杞憂で、このコンセプトの中で巧く組み込まれてるから違和感はない。
一曲一曲の解説は長くなるので割愛するが、最後834.194→セプテンバーで涙腺崩壊。
セプテンバーはダッチマン時代からあった曲らしく、原点に立ち返るという意味合いが強い。これには、紅白出場を成し遂げ、絶頂を迎えた後の苦悩が見え隠れする。人気ミュージシャンの誰もが経験する過渡期を経て、初期のマインドに立ち返りたいという思いがあったのだろう。一郎氏にとって札幌小樽は当然マインド的な故郷である。東京と札幌で揺れ動くマインド、その中で作る曲がそれぞれに分かれ、そこからこの二枚組の構成に行き着いたということだろう。
初期からファンを続けてきた人間にとっては、初期のナイーブな作風も好きだし、今の都会的アンサンブルも大好きだ。そのどちらもを存分に味わえる本盤は、筆舌に尽くしがたい名盤と言えよう。ありふれた表現ではあるが、最高傑作と言ってもいいかもしれない。
6年待った甲斐があった。
長すぎる期間に一時期全く聞かない時期もあった。しかしながら、待った甲斐があったと心から思えるアルバムであり、感激で震えている。
834.194
これは札幌と東京のスタジオの距離である。
1枚目は東京のマインド
アップテンポかつ都会的な曲が並び、
2枚目は札幌のマインド
ダウンテンポな故郷を思わせる曲が並ぶ。
構成としては今までで最もコンセプチュアルな作品。
シングルが多すぎて、特に新宝島は浮くのではないかと心配だったがそれは杞憂で、このコンセプトの中で巧く組み込まれてるから違和感はない。
一曲一曲の解説は長くなるので割愛するが、最後834.194→セプテンバーで涙腺崩壊。
セプテンバーはダッチマン時代からあった曲らしく、原点に立ち返るという意味合いが強い。これには、紅白出場を成し遂げ、絶頂を迎えた後の苦悩が見え隠れする。人気ミュージシャンの誰もが経験する過渡期を経て、初期のマインドに立ち返りたいという思いがあったのだろう。一郎氏にとって札幌小樽は当然マインド的な故郷である。東京と札幌で揺れ動くマインド、その中で作る曲がそれぞれに分かれ、そこからこの二枚組の構成に行き着いたということだろう。
初期からファンを続けてきた人間にとっては、初期のナイーブな作風も好きだし、今の都会的アンサンブルも大好きだ。そのどちらもを存分に味わえる本盤は、筆舌に尽くしがたい名盤と言えよう。ありふれた表現ではあるが、最高傑作と言ってもいいかもしれない。
6年待った甲斐があった。