1.2１人に1人が当選！　“20代、コネなし”が市議会議員になる方法 の感想

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　「20代、コネなし」と題されていますが、内容としては初めて選挙に出馬される方々向けであると思います。「若さ」を全面的に出すというコンセプトもあるので、すべての方に該当するとは思いませんが、出馬しようとしても実際に何から手をつけてよいかわからない方が読むには申し分ないと思います。
　ただし、国家・地方公務員や大手企業に就職するよりも倍率的には現実的だと書いてありますが、市議会議員になるということを現実的に考えると、それほど甘くないものだということも念頭に入れておくべきです。選挙にかかるお金や、家族や友人に協力を仰ぐ場合にかける負担感、有権者に政策を訴える行動力など、並大抵のことではありません。実際に議員に当選してからも、真摯に市政に取り組んでいくと、それに伴う費用によって、支給される報酬などあっという間に相殺されるどころか、赤字になってしまうこともあります。政務調査費などが支給されることもあると思いますが、有権者からの監視の目にも耐えねばなりません。このようなことを覚悟する必要が必ず出てきます。
　今年（2011年）に統一地方選があるためか、政治家になるためのハウツー本が出版されておりますが、自分が本当に市議会議員などの政治家になって市政を変えてゆきたい、自分の街に貢献したいという目標や信念を抱いている方は、是非この本を読んで政治家を目指して下さい。

統一地方選が近づいてくる中、知り合いが
某市議に出馬するという話があるので、
実際どんなもんなんだろうという素朴な疑問を持ち、
方法論としてシンプルそうな本著を読んでみました。

全国市区町村議員報酬の金額を２６ページを使って
全部載せているのには唖然としましたが、、、
大規模な自治体の議員で無ければ、
専業議員で食べていくのは大変だなぁという数値が並んでいます。

恥ずかしながら政治活動と選挙活動の違いすら知りませんでした。
投票日までのタイムスケジュール、政治活動でこれだけはすべき事、
選挙活動でのすべき事など、地方選挙を闘うための簡単なハウツー本です。

実際に選挙に勝った議員の生の声もたくさん載せられています。
若者の立候補者向けを意識して書かれているようですが、
そうでない立候補者や、地方政治に興味のある方が
読んでも初学者ならば有益な知識は得られるでしょう。