GUITARHYTHM IV の感想
参照データ
タイトル | GUITARHYTHM IV |
発売日 | 2014-12-10 |
アーティスト | 布袋寅泰 |
販売元 | ユニバーサル ミュージック |
JANコード | 4988005860682 |
Disc 1 : | TIME HAS COME SERIOUS? SURRENDER 薔薇と雨 気まぐれ天使 INTERMISSION SIREN OUTSIDER さらば青春の光 ESCAPE RUN BABY RUN GUITARHYTHM FOREVER |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
布袋の初期ソロシリーズGUITARHYTHMの4作目。
ただ、振り返ってみると非常にGUITARHYTHMらしくないアルバムだ。
他のソロ諸作とGUITARHYTHMシリーズの大きな違いは「ギターとコンピューターの融合」をコンセプトにしている事であり、だからこそ「V」がシリーズ復活作となり得た。
しかし、この「IV」はそのコンセプトとは異なり、コンピューターにこだわらずにアコギ1本で作曲。そのバラエティの広さ、「SURRENDER」「薔薇と雨」「さらば青春の光」といったシングル・ヒット重視の作風、生バンドによるサウンド……。当時は「GUITARHYTHM=布袋ソロ」だったのですべてを新機軸として受け入れていたが、GUITARHYTHM以外のソロを知る今となっては違和感がある。バックを務めるGUITARHYTHMバンドとの集大成という意義もあるが、それを言ったらメンバーの異なる「I」や「V」がGUITARHYTHMではない……という矛盾が起きてしまう。
むしろ「SUPERSONIC GENERATION」の方がよほどGUITARHYTHMらしい。
もっとも、シリーズっぽくないのも別に悪い事ではない。
メロディックで多彩な作風は後の飛躍に直結するし、ソング・オリエンテッドだけに曲の出来が非常に良い。BOOWY以来の生バンド・サウンドも心地良い。
ある種マニアックでもあったGUITARHYTHMらしさが薄いことで、より広く一般受けする傑作だ。
GUITARHYTHMと言うよりは、「King & Queen」「fetish」等々に続く原型。言い換えれば、布袋ソロの通常スタイルが完成したアルバムではないだろうか。
ただ、振り返ってみると非常にGUITARHYTHMらしくないアルバムだ。
他のソロ諸作とGUITARHYTHMシリーズの大きな違いは「ギターとコンピューターの融合」をコンセプトにしている事であり、だからこそ「V」がシリーズ復活作となり得た。
しかし、この「IV」はそのコンセプトとは異なり、コンピューターにこだわらずにアコギ1本で作曲。そのバラエティの広さ、「SURRENDER」「薔薇と雨」「さらば青春の光」といったシングル・ヒット重視の作風、生バンドによるサウンド……。当時は「GUITARHYTHM=布袋ソロ」だったのですべてを新機軸として受け入れていたが、GUITARHYTHM以外のソロを知る今となっては違和感がある。バックを務めるGUITARHYTHMバンドとの集大成という意義もあるが、それを言ったらメンバーの異なる「I」や「V」がGUITARHYTHMではない……という矛盾が起きてしまう。
むしろ「SUPERSONIC GENERATION」の方がよほどGUITARHYTHMらしい。
もっとも、シリーズっぽくないのも別に悪い事ではない。
メロディックで多彩な作風は後の飛躍に直結するし、ソング・オリエンテッドだけに曲の出来が非常に良い。BOOWY以来の生バンド・サウンドも心地良い。
ある種マニアックでもあったGUITARHYTHMらしさが薄いことで、より広く一般受けする傑作だ。
GUITARHYTHMと言うよりは、「King & Queen」「fetish」等々に続く原型。言い換えれば、布袋ソロの通常スタイルが完成したアルバムではないだろうか。