MODEROID 新幹線変形ロボ シンカリオン シンカリオン E5はやぶさ ノンスケール PS&ABS製 組み立て式プラスチックモデル の感想

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恐らく他のプラモもそうかもしれない、比べることがまず間違いかもしれないと前書きを書いた上でレビューします。プラモはあまり作るはありませんが昔から何個か作っています。

ハッキリ言えばゾイドワイルドの簡単、確実、完璧な設計とは雲泥の差。
当然、あちらと比べてパーツ数も組み上げ方も違うのはそうだがあまりにも『脆い』し『粗い』、『分かりづらい』。

最初から組み立てていって最初に行き当たったのは胸部のパーツの接続ピンがランナーと連結されていて気づかず切断、まだ片方だから良かったものの説明書にも注意は書いてなかった。

次に組み立て。既に書いたが説明書に組立順以外に注意事項がほぼ無く、ゾイドワイルド系統の復元の書が如何に分かり易いか再認識する結果に。

極めつけは四肢、関節、頭の接続や可動で、各パーツにかかる負担があまりに大きい（関節部で力の掛かるパーツが1パーツだけ、または固定すべき所をただ左右から挟んでるだけなどザラ）、挟み込むような機構こそあれ閉じが甘く、肘などは少し動かす過程で閉じていたところが開きました。

頭を胴体に付ける段階で、接続しようとしたら側頭部パーツが勝手に外れるようになり（両脇からピンで刺さっているだけ、つまり『最初から普通に外れる』うえに『全てプラ』のみの為力に弱い）、両側から挟むように押さえて頭を接続しようとしてもそれだけで変形したのかまともに入らず（または手を離すと側頭部パーツがポロリ）終ぞ接続はできませんでした。尚この時点でプラゴミに変わりました。

今頃に出たプラモ、しかもシンカリオンだとして暫くぶりに買ってみましたがハッキリ言って残念の一言。
各部関節の受け部に柔らかいパーツを使ってるガンプラや設計され尽くしてパーツの破損がほぼ無縁レベルのゾイドワイルドとは比べられないです。

確かに新幹線の細かな模様を3次元的に分けて素組の時点で綺麗な見た目を確立しているのは評価できますが、その裏で各部の作りの荒さが非常に目立つ商品でした。