RICOH テレコンバージョンレンズ TC-1 174810 の感想

RICOH GX-100用に買いました。

GX-100は風景を気軽に撮るのに気持ちいいカメラで、気に入っています。
非常にコンパクトで広角寄り＆表現力もあって申し分ないです。
ただ、少し離れたところの人物を撮ろうとすると
とたんに望遠側が物足りなくなります。

そこで、このテレコンバージョンレンズ。

装着時には、
GX-100本体側の焦点距離を望遠端側にする必要があります。
なお、あらかじめメニューで
テレを使用する設定にしておく（GX-100ではファームのアップデートが必要）と、
電源ON時には（＆オートフォーカス設定ならば？？？）
GX-100本体側が（たぶん）光学系で感知して自動で望遠端側にズームしてくれます。
＃稀に、自動で望遠側に変わらない場合がある気もするが、気のせい？？

レンズ径も可能な限り大きめ（外側55mm）となっているので十分明るく、
素人でも使いやすいと思います。

ただ、レンズ径の代償として、重さはそれなりにあります(134g)。
GX-100本体で構えるに当たって支障となるほどではないものの、
軽快に撮影できることが自慢のGX-100という特色を
若干スポイルしてしまうのは否めざるを得ません。

また、装着時には望遠端固定なので
焦点距離を変更したいときには、
もちろんはずす必要があります。

総じて、
性能的には十分なのだけれども、決して常用する向きではなく、
ごく稀にGX-100標準では物足りないような望遠撮影したいときのために
鞄の奥底にそっと忍ばせておく、
という使い方、でしょうか。