SAPIO(サピオ) 2017年 04 月号 [雑誌] の感想

　久しぶりに「SAPIO」　2017年4月号を取り上げます。
　今月号の特集は「韓国が壊死する」です。
　昨今、韓国のニュースは、わが国でも取り上げられることが多くありますが、
　政治的にも経済的にも、おしなべて暗いものばかり目立ちます。
　その筆頭は、朴槿恵大統領が、不正献金問題、国家漏洩疑惑、などの疑惑にさらされ、
　自身が弾劾裁判にかけられるか否かの瀬戸際で、身動きが取れず、ほとんどレームダック状態に陥っていることです。
　また、この事件に起因して、韓国最大に財閥、サムソン・グループの事実上のトップが逮捕され、
　サムソン、いや韓国経済の前途に暗い影を落としています。
　この政治的混乱のため、北朝鮮が、固形燃料を使用する新型弾道ミサイルの実験をしても、　
　金正男暗殺を実行しても、有効な手を打てず、傍観するだけという状態に陥っています。
　また、THAAD配備で、中国から手痛いしっぺ返しを受け、その経済的損失は、看過できないものになりそうです。
　一方、ポスト朴槿恵の有力候補とされる文在寅は、ガチガチの親北派、かつ対日強硬派で、
　大統領に選出されると、15年の慰安婦合意は、破棄すること必定で、わが国は相当の決意を持って臨む必要があります。
　「SAPIO]の特集は、ジャーナリスト徐台教氏のリポートを筆頭にもってきて、
　韓国の現状を分析し、慰安婦像の問題、韓国映画「軍艦島」・・・ひどいですナ！！・・・、
　文在寅、など様々な問題を解説しています。
　韓国どこへ行くのか？どうなろうとほっとけばいいのですが、隣国ですから放置するわけにもいかず、
　私たちは、この国の行く末を当分注意深く見守る必要があります！！