namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~ (東京ドーム最終公演+25周年沖縄ライブ)(DVD3枚組)(通常盤) の感想

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このラストの言葉に胸打たれました。
安室ちゃんは「引退」に拘りもなくネガティブな意味にも捉えていないのでしょう。
自分のファンである前に音楽のファンでいて欲しいという想い、タイトルの言葉然り「この先も皆の毎日に素敵な音楽が溢れることを願います」に熱く込められています。

25年の活動歴史から思い出すのが……お母様が事件により亡くなられた当時、確か同じavex所属のアユ(浜崎)が絶大な人気を誇っていてメディアと街中の若者はアムラーから美白ブームに移行し、( 自身は世代でなく当時小学生だったのでどちらの流行りにも乗っかっていません。) 完全に安室ちゃんはあゆの陰になってしまってる感じでした。
実際、Mステほぼ毎週見てましたが2000年頃に安室ちゃんが出演してた回にて歌い(出番)終わり、次の歌手がタモリさんと軽快にしゃべる後ろで着席した彼女は、明らかに精神的に疲れ切った表情でそれが印象に残ってます。面識もない他人なので、偽善ぽくなりますがちょっと心配になったからです。

しかし、それから数年経過し再ブーム到来！ハッキリ言ってしまうと、ある程度アユが年重ねたからって、30代と思えない程少女の様に可愛らしい安室ちゃんを急に絶賛し持ち上げ出す、メディアや世間 (もちろん変わらず、ずーっと応援し続けていたファン方々も沢山いらっしゃるので一部に向け )て、なんか調子いいね…とも思ってしまいましたが…、周りから何を言われても( 一部メディアは酷かったので )自分の軸を持ち、コツコツ積み上げる作業は想像する以上にしんどいことだったと思います。
同情する意味でなく、普通に思うこと。
上で指摘した世間の風潮も安室ちゃん自身が一番実感してるから、最後の最後はさっぱりと笑顔満開でのお別れなのかもしれませんね。

あと他ライヴ作品も少し見てますが、1つ勘違いがありました。淡々とダンスと歌をこなして始終しゃべることなく、クール&ミステリアスな振る舞いに終わる、というのが安室奈美恵のスタンス。