赤い楯 ロスチャイルドの謎3 (集英社文庫) の感想

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参照データ

タイトル赤い楯 ロスチャイルドの謎3 (集英社文庫)
発売日販売日未定
製作者広瀬 隆
販売元集英社
JANコード9784087485547
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

・サノーさん一言コメント
「世界を組織する一族の行間を埋めていく、意味のある婚姻と援助。親族としての結びつきが生む、強烈な支配」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「ここまで徹底した権力確保の動機は、どこにあるのでしょう?ユダヤの民の卓越した戦略の裏にある悲哀を感じました」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】

・サノーさん、ウノーさん読書会

サノーさん(以下サ):シリーズも三巻目なので、トンデモ系図も慣れたかと思いきや。
ウノーさん(以下ウ):ぜんぜん。びっくりです。なんだこれは、誰だこれは、どうしてこの人物がこの位置にいるの!?の連続です。
サ:登場人物も増えて、映画や音楽などの芸術との関連性も増えるから、事前の映画知識や、世界大戦後のヨーロッパ政治、EU成立へと向かう流れを、別の本かWEBで確認しておく必要がある。
ウ:まあ、ミッテンラン大統領やオードリーヘップバーンは、日本でも認知度が高いから、wikiで読み返しておけば大丈夫ですが、『地獄の黙示録』『オペラ座の怪人』などは、あらためて観ておいたほうが、面白さは増します。
サ:ノーベルの伝記やキューリー夫人の伝記も、役に立つ。意外と忘れてるから、確認しておくと理解が深まる。
ウ:ええっ~理解が深まりますか?むしろ、凄すぎて、ファンタジー感が強まりましたよ。
サ:この系図の紹介が時系列でないときに、前後したトピック、歴史の出来事を、自分なりに整理する際に役に立つ。
ウ:時系列でないのは、一族の戦略が場所や時間を超えた戦略だからですよね。ヨーロッパの「赤い楯」が注目した放射能実験を、アメリカの「原子爆弾」へとつなげるのは「世界規模の戦略家族」にしか出来ませんから。
サ:石油の利権は、石油を消費する社会でしか成り立たない。そして、それが意図されたもの、支配者の哲学から生まれたものだとするのは、いささか乱暴ではあるが、あながち幻想とも言い切れない。

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