ビヨンド~平山みき オール・タイム・ベスト の感想

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タ◯ーレコード限定で同時発売になったシングル「ビヨンド」（同曲カラオケ・「真夏の出来事」・「ブン・ブン」を同時収録）だけでは足らずに、結局買ってしまったこのベスト盤。
やっぱりオレは、この声のとりこなんだなーと、つくづく実感してしまったわけだけれど、さて。
客観的にみて、やっぱりちょっと曲数やなんかがちょっと足りない気もするこのベスト盤、実は作詞家・橋本淳さん、作曲家・筒美京平さん、そしてみきさんのお三方に、それぞれ10曲選んでいただき、それを元に選出した（？）10曲を中心に構成している、ということらしいのだ。
というわけで上記の“ゴールデン・トリオ”による、ラストに置かれた軽くシブくせつない新曲「ビヨンド」の前の４曲は“ボーナス・トラック”として収録、という扱いらしい。
などと書いてきたけれど、このベスト、なんといっても音がいい。
特に「ビューティフル・ヨコハマ」の、あの良くも悪くも“時代”を感じさせていたホーン・セクションの響きがやけに新鮮になっていて、これはかなり感動的だった。
ブックレットには、コロムビア時代のキュートな三紀さん（これは貴重）、そして近年の艶やかなみきさんのカラー写真も掲載。
収録曲などをざっと見てスルーしているファンの方、コレクターの方も、そしてもちろん初心者の方も、これは無視せずゲットしておいていただきたいところだ。