鍋釜天幕団フライパン戦記 あやしい探検隊青春篇 (角川文庫) の感想
参照データ
タイトル | 鍋釜天幕団フライパン戦記 あやしい探検隊青春篇 (角川文庫) |
発売日 | 2015-01-24 |
販売元 | KADOKAWA / 角川書店 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 |
購入者の感想
椎名さんがまだ20代だった頃、意味も無くただ旅に出てカレーを食べて酒を飲み眠る、東日本なんでもケトバス会の頃の思い出の写真を眺めながらのトーク集です。まだ無名で、アウトドアなんて言葉も無かった頃の事ですが、自身も同時代でそれらの旅についての著作を読んできたので、そんな昔のことかと今更ながらびっくりしました。更に驚きなのは、文中に、この後、癌で亡くなったとの注記がされていることで、注意してみると、この本自体前世紀末に書かれたものに一部加筆という椎名さんの最近の得意技なのでありました。それでも買って読んでしまうのがファン。