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【微ネタバレ】

前作はあまりハリポタ要素がなくて従来のファンががっかりしている印象でしたが、今回は真逆で新規に獲得したファンタビのファンががっかりした映画だと思います。

・魔法動物はろくに出ない
・動物が大好きで変人扱いされていた主人公は急にヒロインが大好きになる（ヒロインの足跡に興奮したり）
・ヒロイン二人が常仏頂面＆ヒステリックになる

唯一の良心であるジェイコブはかなりマシではあるけれど、こっちも脳内が9割クイニー（ヒロインの一人）に。
1で良いキャラしていたファンタビのメンバーはほぼほぼ死にます（性格的な意味で）

1の最後で別れたジェイコブともう一度出会うわけですが、
雨のシーンで最後のキスをしてから別れ、再開の可能性があるように匂わせて終わり…
という1の綺麗なエンディングをぶち壊されるぐらいマジで雑な再開を果たしました。

後は新キャラだったりハリポタ由来のキャラがわんさか出てきてほぼ全員が「私の過去はこうだったんだー！！」と語りだします。ハリポタにもそこまで詳しくないので正直何にも知らない想い入れも無い新規キャラがいきなり出てきて過去話したって全然興味が持てません。
面白かったのは主人公ニュートの学園生活ぐらいでした（すっごい短かったけど）

というか映画として単純に面白くないです。
・常に暗い
・キャラも暗い
・新キャラの過去話がひたすら長い
・盛り上がる場面が本当に最初と最後しかない（個人的には最後すらどうでもいいです）

大分中弛みしていた時、ニュートと新しい魔法動物が協力したシーンで「とうとうファンタビが始まった！」と思ったら新キャラがいきなり前に出て「私の過去は…」ってさえぎるんかーい！
そんでニュート、いくらピンチだったからって思いっきり魔法動物蹴っとばすんかーい！自分の杖を取った猿にさえ謝っていたニュートが全力で動物蹴ります。

映像はそりゃ凄いですよ。演技力も素晴らしいです。でも見たかったファンタビじゃありません。