STEINS;GATE ELITE 【初回特典】PS4版『STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム HD』のDLコード 同梱 -PS4 の感想

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　トゥルーエンドを経てプラチナトロフィーまで済ませて参りました。

　テイスト的には、昔あった「やるドラ」に近い仕様になっていまして、テキストを読み進めながら連動してアニメ調の画面も動くという感じです。リアルタイムでキャラクターの表情が変わるので、感情移入しやすかったですね。

　私はこれまで、Never7、EVER17、Remember11、夏色の砂時計、タイムホロウ、ひぐらしの鳴く頃に、YU-NO等プレイしてきましたが、本作品はタイムトラベルやループ系のノベルゲームの中でもかなり上位に入ると思います。
　広げたシナリオや設定を、うまく畳んで完結してくれたのは好印象ですね。反面、スッキリしすぎて謎が残らないので、プレイ後まであれこれ考察する余地はあまり無かったですね。

　ただシステム的に引っ掛かる部分もありまして、攻略を見ずにトゥルーエンドを目指すと、何周も何周も既読スキップを駆使しつつ、フラグを引き当てるまで繰り返しプレイする必要が出てくるわけです。
　何十周も同じエンディングばっかり辿るので、正直積みそうになるほどウンザリしました。
　やるドラであったシステムなのですが、いくつか主要エンドやバッドエンドを集めると、選択肢が光ることでトゥルールート分岐付近まで導いてくれるというのがありました。この作品にも、そういうのがあれば良かったですね。

　この系統のゲームは、最初に手にしクリアしたタイトルの衝撃がすごいので、どれを初めに遊んだかで評価が多少上下するとは思いますが、ひとまずノベル系が大丈夫で、時間のループに迷い込みたい方には非常にオススメな一品です。
　ご精読ありがとうございました。