1食100円「病気にならない」食事 (講談社+α新書) の感想
参照データ
タイトル | 1食100円「病気にならない」食事 (講談社+α新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 幕内 秀夫 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062726719 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
まず断っておきたいのは、私が「一食200円、栄養学的には健康な外国食含む食事」をしている20代であり、この度コストダウンの目的で本書の内容を知らずに購入した経緯がある事です。
そして、そんな私からすると、本書に書名通りの内容を期待してはいけないと感じた為、
この度は後続の同例がない様に本レビューを書かせていただきました。
もしかしたらこれは、私が勝手に勘違いをして喚いているだけかもしれませんが、それでも腹立ちまぎれに長々と駄文を書かせていただきます。
■具体的な献立は少ない
1食100円の具体的な献立はなくはない。
が、あくまで「こういう考え方でいけばこんな食事になります」という例が見開きで載ってるに過ぎない。
それもその一ヶ所のみである。
その献立も女性や中年や少食の方ならば、或いはなんとかなるかもしれないが、若い男性には「不可能」と断言していいほどに「質素すぎる」。
本書のターゲットがそういった層なのだろうか。
量を減らせば100円で収まるのは当然であり、そこに目新しさや発見はない。
増して、比較されている「洋食」の献立がボリュームとして対等であるとは思えない。
だからか、わたしには本書の題が、商業的に読者を惹きつけるため過剰表現の典型例にみえる。
そこまで書くのは、本書がレシピ本ではないのは当然としても、本題と書名の乖離が激しい、と感じたからだ。
■内容の殆どは「シンプル和食のススメ」
乖離、とまで書いたのは、一食百円病気にならない食事への掘り下げが無いに等しいからだ。
本書の本題は、著者の偏見に基づく感情的な外国食批判と、和食の素晴らしさ、ご飯を食べよう、味噌汁をのもう、伝統的な副菜を摂ろうといった具合であると私は受け取った。
横道も、やれ米や味噌に拘りたいだ、果ては食器やオヤツについて等であり、食生活全般の著者の趣味の押し付けに感じた。
そこに「一食100円、病気にならない」の要素は無い。
ただの和食信仰の布教だ。
信仰、と書いたのは本書の主張が全体的に、データより主観を優先する様な論調に感じた為だ。
そして、そんな私からすると、本書に書名通りの内容を期待してはいけないと感じた為、
この度は後続の同例がない様に本レビューを書かせていただきました。
もしかしたらこれは、私が勝手に勘違いをして喚いているだけかもしれませんが、それでも腹立ちまぎれに長々と駄文を書かせていただきます。
■具体的な献立は少ない
1食100円の具体的な献立はなくはない。
が、あくまで「こういう考え方でいけばこんな食事になります」という例が見開きで載ってるに過ぎない。
それもその一ヶ所のみである。
その献立も女性や中年や少食の方ならば、或いはなんとかなるかもしれないが、若い男性には「不可能」と断言していいほどに「質素すぎる」。
本書のターゲットがそういった層なのだろうか。
量を減らせば100円で収まるのは当然であり、そこに目新しさや発見はない。
増して、比較されている「洋食」の献立がボリュームとして対等であるとは思えない。
だからか、わたしには本書の題が、商業的に読者を惹きつけるため過剰表現の典型例にみえる。
そこまで書くのは、本書がレシピ本ではないのは当然としても、本題と書名の乖離が激しい、と感じたからだ。
■内容の殆どは「シンプル和食のススメ」
乖離、とまで書いたのは、一食百円病気にならない食事への掘り下げが無いに等しいからだ。
本書の本題は、著者の偏見に基づく感情的な外国食批判と、和食の素晴らしさ、ご飯を食べよう、味噌汁をのもう、伝統的な副菜を摂ろうといった具合であると私は受け取った。
横道も、やれ米や味噌に拘りたいだ、果ては食器やオヤツについて等であり、食生活全般の著者の趣味の押し付けに感じた。
そこに「一食100円、病気にならない」の要素は無い。
ただの和食信仰の布教だ。
信仰、と書いたのは本書の主張が全体的に、データより主観を優先する様な論調に感じた為だ。