経理の教科書１年生 の感想

　以前、この本と同系列の「簿記の教科書一年生」を優れた入門書としてレビュー、知り合いにも推奨したのだが、この本はさらにその上を行く「超入門書」である。

　何しろ、経理担当者の基本中の基本である「数字の正しい書き方」から解説しており、「簿記」の実務以前の「経理」全般の業務イメージをつかむには、申し分のない出来映えである。
　順序としては、まず本書を読んで経理の仕事の全体像をつかんだうえで、次に実務の「簿記の教科書1年生」に進んだ方が効率が良さそうだ。

　ちょっと前まで、Kindle版が299円で売っていたのでとても割安感があったのだが、現在は紙版は廃止、Kindle版のみとなったようだ。価格も1296円に戻っているのは残念だ。