BLUE GIANT(10) (ビッグコミックス) の感想

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参照データ

タイトルBLUE GIANT(10) (ビッグコミックス)
発売日2017-03-24
製作者石塚真一
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ご都合主義・・・と言うか、JASSの解散のために設定された不幸としか思えない。

大はやはり海外に行くべきだと俺も思う。
しかし、そのために問題となるのはJASS。他の二人とどう別れるべきか、が問題となる。

そのために一番簡単なのが、この不幸なのかなと。
偶然の事故という、一番お手軽な方法を選んでしまったような気がしてならない。

みんなが満足する結末はないとは思うが、今回の結末に関しては不満を覚える人の方が多いと思う。
それはその不幸が完全な偶然に因るものだからじゃないだろうか。

まるで某漫画誌の10週打ち切りのために取ってつけられた結末みたいだ。
実際にはそのまま続編に繋がっているので打ち切りではなかったのだろうと思う。

偶然に頼らないJASSの解散はできなかったのだろうか。
9巻までがとても面白く読ませてもらっただけに、納得できないものを感じている。

ご都合的な展開である面も否めませんが、大君が日本でやれることを全て出し切り、その経験全てを背負って、世界に向って一歩を踏み出すエンディングとしては納得いくものとなりました。ストーリー展開的に不幸に見舞われるキャラについて、演奏は難しくとも、人間が何かを生み出したい、表現をしたいというクリエイティブな心の発露を失うことがない強さに、目頭を熱くさせられました。

正直、このトリオが世界に羽ばたくストーリーを読んでみたい思いもあったのですが、それは心の中にしまって、次のSUPREMEシリーズを楽しみたいと思います。また日本に残る、二人のその後についてスピンオフでも描いてくれることを心の中で期待しています。

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