BEATLES FOR SALE の感想

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The Beatlesの人気アルバム・ランキングでは、下位に甘んじることが多い「BEATLES FOR SALE」。
2009年の集計では、「PAST MASTERS Vol.1&2」を含む14作品中、12位。
何故だろう・・と、いつも考え込んでしまいます。
「No Reply」「I’ll Follow the Sun」「Every Little Thing」など、胸を締め付けられるような曲が目白押しなのに・・。
過渡期的な作品で、超名盤の間に埋もれがちだからでしょうか？
私としては、Beatlesをアルバムとして、初めてまるごと聴いたのが「BEATLES FOR SALE」だったので、その思い入れは特別なものがあります。
もちろん、レコードも買えない高校生だったので、親が会社経営の金持ち同級生にLPを借り、１曲１曲を耳にタコができるまで、愛おしく聴きました。
そんな記憶を何十年も抱え、やっと迎えた、2013年11月21日のアウト・ゼアー/ ジャパン・ツアー最終公演。
Paulが冒頭で「Eight Days a Week」を歌ってくれた時は、涙が止まりませんでした。
Paul自身も、このアルバムに愛着があるのかもしれません。
アルバム・ランキングにこだわらず、じっくりと聴いて頂きたいと思います。