BEASTARS 7 (少年チャンピオン・コミックス) の感想

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タイトルBEASTARS 7 (少年チャンピオン・コミックス)
発売日2018-02-08
製作者板垣巴留
販売元秋田書店
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

 世界を牽引するカリスマの称号「ビースター」、その候補を数多く輩出してきたチェリートン学園
がこの5年はご無沙汰。ようやく現れた有力候補のルイは学園から姿を消し、その指導方法の是非を
「評議会」で追及される羽目に。そして同じ演劇部の仲間だったアルパカのテムが殺された事件、
それを改めて追い始めたレゴシには「犯人」の魔の手が……。
 この物語の冒頭で起こった「食殺事件」が再びクローズアップされる7巻。この巻最初の53話で
「犯人」がレゴシのすぐ近くにいることを示す演出が地味に怖い。その一方でレゴシとルイ、それぞれ
が「この社会における自分の在り方」を模索する若々しくもほろ苦い主題が、周囲のキャラたちとの
交流を通じて描かれていく展開は今回も見事です。特にルイと彼をわざわざシシ組まで訪ねてきた
ジュノとのやりとりは、たぶんもう交わらない軌跡の交点、その静かな輝きといった感じで印象的。
レゴシの方は犯人探しに注力する分、ハルとはやや距離を置くのかな…? その他、レゴシに
犯人探しを勧める「警備員」に演劇部にやってきたスゴい新入部員、そのインパクトもなかなか。
 ついに「犯人」と交戦するも顔は見れなかったレゴシ、学園内に潜むこの難敵といかに戦っていく
のか、次巻も期待です。
 
 演劇部員(肉食)たちの興味、それは「レゴシとハルはホテルでヤったのか」、というか「小柄な
ウサギにオオカミのが挿入るのか」。 「大型トラックの車庫入れ」って何て下品な(笑)。
もっともハルはルイとはベッドインしていたわけで、劇中では確かにレゴシはルイより頭一つ大柄に
描かれていますけど、本来アカシカは200kg超えることもあるのにハイイロオオカミはせいぜい
50kg。体躯はシカの方がずっと大きいのよ(笑)。

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