デザイニング・インターフェース 第2版 ―パターンによる実践的インタラクションデザイン の感想
参照データ
タイトル | デザイニング・インターフェース 第2版 ―パターンによる実践的インタラクションデザイン |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Jenifer Tidwell |
販売元 | オライリージャパン |
JANコード | 9784873115313 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » コンピュータサイエンス » システム管理・監査 |
購入者の感想
評判がよかった書籍の第二版です。
全体的に更新され、ソーシャルとモバイルの章が追記されています。
フルカラーで500ページを超える辞書のような重厚な書籍です。
内容は初版のレビューの方が詳しいのですが、UIの目的毎のナビゲーションやフォーム、レイアウトなどの「パターン」を羅列した、まさに辞書と呼べるものです。
そのパターン数も膨大にあり、とても覚えきれないほどの内容です。情報量のイメージとしてはIAの「シロクマ本」と同じようなものです。
ただ星が2つ少ないのは、私がUIの概念的な抽象度が高い内容を期待していたのに対して、本書はよく知られた既存のUIの使い所を教える教科書的な書籍だったからです。
そのためUIを本業にしている人にとっては既に知っていることが多いため、学生の教科書としての「シロクマ本」のような役割が大きのかなと感じました。
(最近では情報デザインの大学もありますし、そういった教養の授業で使われるのであればとても有意義だと思います)
そういった方が本書を読み終わった後にはjQueryUIなどの実際のUIコンポーネントに触ってみると良いかと思います。できることなら他のUIコンポーネントの比較も面白いと思います。iOSやAndroid、Windows、Flex、WPF、Silverlightなどの標準コンポーネントからTelerikやInfragisticsが提供するサードパーティ製のモバイルも含んだUIコンポーネントまで。Githubでも個人の開発者が日々新しいコンポーネントを公開しています。
本書は人を選ぶかもしれませんが、まだUIの勉強を初めたばかりの人に本書は最適だと思います。
全体的に更新され、ソーシャルとモバイルの章が追記されています。
フルカラーで500ページを超える辞書のような重厚な書籍です。
内容は初版のレビューの方が詳しいのですが、UIの目的毎のナビゲーションやフォーム、レイアウトなどの「パターン」を羅列した、まさに辞書と呼べるものです。
そのパターン数も膨大にあり、とても覚えきれないほどの内容です。情報量のイメージとしてはIAの「シロクマ本」と同じようなものです。
ただ星が2つ少ないのは、私がUIの概念的な抽象度が高い内容を期待していたのに対して、本書はよく知られた既存のUIの使い所を教える教科書的な書籍だったからです。
そのためUIを本業にしている人にとっては既に知っていることが多いため、学生の教科書としての「シロクマ本」のような役割が大きのかなと感じました。
(最近では情報デザインの大学もありますし、そういった教養の授業で使われるのであればとても有意義だと思います)
そういった方が本書を読み終わった後にはjQueryUIなどの実際のUIコンポーネントに触ってみると良いかと思います。できることなら他のUIコンポーネントの比較も面白いと思います。iOSやAndroid、Windows、Flex、WPF、Silverlightなどの標準コンポーネントからTelerikやInfragisticsが提供するサードパーティ製のモバイルも含んだUIコンポーネントまで。Githubでも個人の開発者が日々新しいコンポーネントを公開しています。
本書は人を選ぶかもしれませんが、まだUIの勉強を初めたばかりの人に本書は最適だと思います。