BLUE GIANT SUPREME(6) (ビッグコミックススペシャル) の感想
参照データ
タイトル | BLUE GIANT SUPREME(6) (ビッグコミックススペシャル) |
発売日 | 2018-11-09 |
製作者 | 石塚真一 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
連載と同時進行で発刊される単行本は、どう読むのが正しいだろうか。
単行本のストーリーの先を連載本で知っているにもかかわらず、わざわざ単行本を購入する理由は何なんだろう ー ひとつひとつのエピソードだけを追うのであれば、連載本だけで十分。では、単行本ならではの楽しみは?
毎回の限られた長さの連載では細切れになってしまって、物語の仕掛けや登場人物の性格の詳細、変化や成長など、作者の意図するところがわかりづらい。 単行本なら、ある程度の長さの時間軸の中でストーリーを追うことがが出来るし、異なった構成のコマ割りやセリフ遣いを見ることで、まるで映画を見ているような物語のリズムを感じる事が出来るような気もする。
今回の第6巻ではピアノのブルーノの描き方と彼のバンドに対する考え方の大きな変化がこれにあたるだろう。
フランクフルト空港でのマレク・ヤニツキとの偶然の再会と彼とのエピソードの描き方。また、彼との空港での共演をはさんでのブルーノのどちらかというと自分勝手で自己中心的なそれまでの態度がバンドを中心とした考えに変わっていくブルーノの成長。 きっと、マレクとの共演での自信がJAZZマンとしてやっていく覚悟を彼にもたらしたのだろう。
ガブとの本音のやり取りに見えた彼のバンドに対する姿勢の変化を伝えた彼の短いコメントもとても印象的だったし、飛び入りに近い形で参加することになる小さな町でのジャズフェスでの主催者や関係者との交流でも、それ迄の彼には見られなかったような気の使い方が描かれているのは面白い。
まちがいなく、本6巻で物語を動かしている中心人物はピアノのブルーノだ。そう、本6巻の表紙がブルーノの理由もそこにあるのだね。
BC隔週号連載では、すでにジャズフェスの結末は描かれているけれども、このステージへの登場がダイたちの今後の大きなステップになるのは間違いないだろう。 第6巻以降の大いに羽ばたくであろうNumber Fiveの活動が大いに気になるところだ。果たして石塚先生はどのような活躍の場と、どのような試練をNumber Fiveに与えてくれるんだろう。第7巻以降がいよいよ楽しみになってきた。
がんばれ、ダイ、がんばれ、Number Fiveのメンバーたち。
単行本のストーリーの先を連載本で知っているにもかかわらず、わざわざ単行本を購入する理由は何なんだろう ー ひとつひとつのエピソードだけを追うのであれば、連載本だけで十分。では、単行本ならではの楽しみは?
毎回の限られた長さの連載では細切れになってしまって、物語の仕掛けや登場人物の性格の詳細、変化や成長など、作者の意図するところがわかりづらい。 単行本なら、ある程度の長さの時間軸の中でストーリーを追うことがが出来るし、異なった構成のコマ割りやセリフ遣いを見ることで、まるで映画を見ているような物語のリズムを感じる事が出来るような気もする。
今回の第6巻ではピアノのブルーノの描き方と彼のバンドに対する考え方の大きな変化がこれにあたるだろう。
フランクフルト空港でのマレク・ヤニツキとの偶然の再会と彼とのエピソードの描き方。また、彼との空港での共演をはさんでのブルーノのどちらかというと自分勝手で自己中心的なそれまでの態度がバンドを中心とした考えに変わっていくブルーノの成長。 きっと、マレクとの共演での自信がJAZZマンとしてやっていく覚悟を彼にもたらしたのだろう。
ガブとの本音のやり取りに見えた彼のバンドに対する姿勢の変化を伝えた彼の短いコメントもとても印象的だったし、飛び入りに近い形で参加することになる小さな町でのジャズフェスでの主催者や関係者との交流でも、それ迄の彼には見られなかったような気の使い方が描かれているのは面白い。
まちがいなく、本6巻で物語を動かしている中心人物はピアノのブルーノだ。そう、本6巻の表紙がブルーノの理由もそこにあるのだね。
BC隔週号連載では、すでにジャズフェスの結末は描かれているけれども、このステージへの登場がダイたちの今後の大きなステップになるのは間違いないだろう。 第6巻以降の大いに羽ばたくであろうNumber Fiveの活動が大いに気になるところだ。果たして石塚先生はどのような活躍の場と、どのような試練をNumber Fiveに与えてくれるんだろう。第7巻以降がいよいよ楽しみになってきた。
がんばれ、ダイ、がんばれ、Number Fiveのメンバーたち。