一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 (角川書店単行本) の感想

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タイトル一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学 (角川書店単行本)
発売日2018-12-21
製作者cis
販売元KADOKAWA / 角川書店
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カテゴリ »  » ジャンル別 » ノンフィクション

購入者の感想

本書は著名な個人投資家cisの初の著書である。(共著では『億万長者トレーダーが薦める 名作・傑作!投資本30』があるが、cisは自分が大好きな漫画『銀と金』を薦めるだけなので著書に入れなくてよいだろう)

主な内容は、cisの投資や勝負事に対する哲学・思考法といったものと、自叙伝のような内容とからなる。
cisに興味がある人なら、より楽しめると思う。

最近cisを知った人は、ツイッターでたまにゲームのことをつぶやくイメージしかないかもしれない。
だが10年ほど前まで、cisは毎日2ちゃんねるに大量の書き込みをするコテハンだった。(cis大辞典というサイトにcisが書き込みをした8000を超える膨大なスレが保存されている)
cisの個人スレ「株板相場師列伝」には、cisの人徳に吸い寄せられた大勢の人々が集い、投資一般板で断トツのカリスマ的人気を誇った。
そして、億トレーダーからネットの最底辺までがいるcis派と呼ばれる集団ができるまでになった。
2ちゃんねるでの活動があったからこそ、今もなおcisが他の成功した投資家たちよりも話題になり、注目を集める存在であり続けるのだろう。

本書でも2ちゃんねる時代の話がよく出てくる。ただ、やはり書籍にするにあたり語り口は上品になっている。
2ちゃんねるでのcisを知る人なら「そのネタはもっと面白いのに・・・」と思うところもあるだろう。

当時のcisを知らない人に、2ちゃんねるでの書き込みや雰囲気がどのようなものだったかを少し例示すると、

トレード中に激しく買い煽り。(「ファナック買っとけよ!ファナック!!!!!」など)
順調に儲かって機嫌がいいときは「東証は俺のサイフ!」と叫ぶ。
銘柄を予告してから他の価格とは桁違いの巨大な買い板(通称・顎板)を出す。そんなときはスレで"通報祭り"となるのだが、純投資目的だと言い張るcis。
また、スレが殺伐として名無しとけんか状態になると
「俺より持ってるやついんの? 」
「20代で50億もってないやつはクズだろ?w」
などと決めゼリフを放った。

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