エピソード の感想
参照データ
タイトル | エピソード |
発売日 | 2011-09-28 |
アーティスト | 星野源 |
販売元 | ビクターエンタテインメント |
JANコード | 4988002611805 |
Disc 1 : | エピソード 湯気 変わらないまま くだらないの中に 布団 バイト 営業 ステップ 未来 喧嘩 ストーブ 日常 予想 |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » J-POP |
購入者の感想
星野源のセカンドアルバム。
2011年といえば東日本大震災があった年。そういったことも無関係ではないかも知れない。
彼自身がエッセイに綴っているとおり、彼の作る歌詞は「死」に関わるものがとても多い。
『自分でも知らないうちにそんな歌になってる、そんなつもりはないのだけれど』・・・と何かに書いていたけれど、
このアルバムに収められている歌も「死」に触れた歌がいくつかある。
私の琴線のど真ん中に響いたのが、「布団」。
いってらっしゃいが 今日も言えなかったな
帰ってこなかったら どうしよう
この物語の中で、多分ふたりはケンカをしてお互いに素直になれなくてコミュニケーションが取れない日々が続いている。
朝、布団に入ったままで狸寝入りを決めこみ、出かけるであろう彼に何も言えないまま時間を過ごす。
でも、もしかしたらそのまま会えないかも知れない。人生何があるかわからない・・・。
昨日まで元気で、楽しい時間を過ごしていた誰かが今日はもういない、会いたくても会えなくなってしまった。
人生の中で一度でも、親しい人の死に遭遇したことのある人なら、誰でもこの感覚が理解できるかと思う。
衝撃なのは「バイト」。
殺してやりたい人はいるけれど
誰だって同じだろ 嘘つくなよ
彼自身、最悪の精神状態の時に作った歌だという。
でも、本当はその先にある温かい気持ちも歌っている(もっと歌いたかったらしい)。
奇しくもこのアルバムの1年後くらいに、大病を患い九死に一生を体験することになるのですが、
今だからこそ、このアルバムをじっくりと聴くことで星野源の「死生観」というものを新鮮な気持ちで噛み締めることができると思います。
「YELLOW DANCER」から「恋」、そして1st「ばかのうた」、2st「エピソード」・・・。
現在から、いったん過去へ遡って、順を追って現在へ戻る、そんな形で彼の歌を貪っていますが、
2011年といえば東日本大震災があった年。そういったことも無関係ではないかも知れない。
彼自身がエッセイに綴っているとおり、彼の作る歌詞は「死」に関わるものがとても多い。
『自分でも知らないうちにそんな歌になってる、そんなつもりはないのだけれど』・・・と何かに書いていたけれど、
このアルバムに収められている歌も「死」に触れた歌がいくつかある。
私の琴線のど真ん中に響いたのが、「布団」。
いってらっしゃいが 今日も言えなかったな
帰ってこなかったら どうしよう
この物語の中で、多分ふたりはケンカをしてお互いに素直になれなくてコミュニケーションが取れない日々が続いている。
朝、布団に入ったままで狸寝入りを決めこみ、出かけるであろう彼に何も言えないまま時間を過ごす。
でも、もしかしたらそのまま会えないかも知れない。人生何があるかわからない・・・。
昨日まで元気で、楽しい時間を過ごしていた誰かが今日はもういない、会いたくても会えなくなってしまった。
人生の中で一度でも、親しい人の死に遭遇したことのある人なら、誰でもこの感覚が理解できるかと思う。
衝撃なのは「バイト」。
殺してやりたい人はいるけれど
誰だって同じだろ 嘘つくなよ
彼自身、最悪の精神状態の時に作った歌だという。
でも、本当はその先にある温かい気持ちも歌っている(もっと歌いたかったらしい)。
奇しくもこのアルバムの1年後くらいに、大病を患い九死に一生を体験することになるのですが、
今だからこそ、このアルバムをじっくりと聴くことで星野源の「死生観」というものを新鮮な気持ちで噛み締めることができると思います。
「YELLOW DANCER」から「恋」、そして1st「ばかのうた」、2st「エピソード」・・・。
現在から、いったん過去へ遡って、順を追って現在へ戻る、そんな形で彼の歌を貪っていますが、