ゲームメカニクス (ゲームデベロッパー) の感想
参照データ
タイトル | ゲームメカニクス (ゲームデベロッパー) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | アーネスト・アダムス |
販売元 | SBクリエイティブ |
JANコード | 9784797371727 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 |
購入者の感想
ゲームを進行型(RPG的な要素)と創発型(ボードゲーム的な要素)のゲームに分ける考え方から始まって、主に創発型ゲームの内部経済やバランス取りの設計、調整について実用レベルで扱えるようにパターンや実例が記述されています。
この方法を身に付けると既存のゲーム分析やオリジナルゲームの構築にとても役立ちそうだという気にさせてくれます。
例えば典型的なRPGでレベルアップに必要な経験値テーブルが指数関数になるのは、レベルを上げるほど加速的に有利になるという絶対優位な戦略を抑えるためのネガティブなフィードバックによるものなんだな、といった具合です。
しかしこれだけでゲームが作れるかというとそうでは無いだろうというのが難しい所ではありますが、理屈から入るタイプの人にとってこれ以上の教本はそうそう見つからないでしょう。
半分以上がマキネーションツールというオープンに開発されているフリーソフトに沿った規格になっているので、このソフトウェアが陳腐化しないうちに触ってみる事をオススメします。
こういった規格やソフトウェアは時間が経つと入手しにくくなったり欠点が多いから廃止にしようという風潮が高まったりするので温かいうちに触れておいたほうが楽しいですよ。
この方法を身に付けると既存のゲーム分析やオリジナルゲームの構築にとても役立ちそうだという気にさせてくれます。
例えば典型的なRPGでレベルアップに必要な経験値テーブルが指数関数になるのは、レベルを上げるほど加速的に有利になるという絶対優位な戦略を抑えるためのネガティブなフィードバックによるものなんだな、といった具合です。
しかしこれだけでゲームが作れるかというとそうでは無いだろうというのが難しい所ではありますが、理屈から入るタイプの人にとってこれ以上の教本はそうそう見つからないでしょう。
半分以上がマキネーションツールというオープンに開発されているフリーソフトに沿った規格になっているので、このソフトウェアが陳腐化しないうちに触ってみる事をオススメします。
こういった規格やソフトウェアは時間が経つと入手しにくくなったり欠点が多いから廃止にしようという風潮が高まったりするので温かいうちに触れておいたほうが楽しいですよ。