ゾンビランドサガ SAGA.3 [Blu-ray] の感想

おはようございますで始まり、おはようございますで終わったゾンビランドサガ。
最初、出落ちのキワモノアニメかと思いましたが、いやはや終わってみれば、笑いあり、驚きあり、感動ありのエンターテイメントでしたね。「だまされたと思って見てください」の台詞がこれほど似合うアニメはないでしょう（笑）。12話をみた後に1話と2話を見ると全く違って見えるという、リピートしがいのあるアニメでもあります。お試しください。

本作品の特徴はシリアスとギャクのバランス感覚が良いことです。これは狙って取れるものではなく、製作者側の天性の才能を感じます。例えば、最終回で明らかになるゾンビィー計画の理由について：いぬい君のやっていることは、シリアスで考えれば倫理的に大問題で法律にも抵触します、が、これは究極の愛の形では？？？と思わせてしまうのも
本作品が、シリアスになり過ぎないように配慮してきた結果でしょう。

そしてもう一つの特徴が曲です。全12話にも関わらず挿入歌の多いこと。そして、アイドル物にありがちな恋愛ソングは一つもないのです。すべてが応援歌！これは特筆すべきことで、CD（曲）とBlu-ray 双方楽しめて元気がもらえるのはとてもお徳。

そう、このアニメはどん底から這い上がれ、進めという、フランシュシュ達へのメッセージです。しかし、12話まで視聴した皆さんはもうお気付きでしょう。そう、これは視聴者への応援歌アニメの側面をもっています。

それでは、最後に復活したさくらから皆さんに「おはっようございまぁぁす！！！」SAGA。　二期あるよね！？