緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」 の感想

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参照データ

タイトル緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」
発売日2018-08-09
製作者解説 上西 充子
販売元扶桑社
JANコード9784594080631
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 政治 » 日本の政治

購入者の感想

真面目な人が推薦しているようだが、私にはすごくつまらなかった。最大野党を代表する政治家が「魂」を込めてこれなのか?これが一番言いたことなの?政策のグラウンドデザインは?経済政策、外交・安全保障政策で訴えたい基本構造、与党の政策でもここは賛成できると思うところ、改善すべきと考える点は何?そもそもこれまでそういうことを考え、まとめるところに近づいているの?この程度で「魂」なんて言葉を使うなよ。

動画を見たときとは違った迫力というものを感じました。保守主義、民主主義、多数決の原理、議院内閣制、三権分立など、断片的に知っていることが、国会審議という場面でそれぞれがどう関わっているのかを知ることができたように思います。その意味で、国会のあり方を考える「教科書」なのかもしれません。 また、野党の役割についても認識を新たにしました。巻末の解説で、田中信一郎氏が指摘しているように、マスコミを鵜呑みにするのではなく、「国会パブリックビューイング」などによって、国会で何がどう議論されてのかを監視する必要があると思います。

(追記)一部の方(特に低評価の方)が自らの政治的意見だけを述べられていますが、ここはレビュー=本を読んだ感想を述べるところです。読みもしないで、政治的意図のためだけに意見を述べるのであれば、エチケット違反であり、ヤフコメあたりでやってほしいと思います。

国会では政治家はことばで戦う。しかし、政府与党はことばも数字も弄んできた。国会の現場では、隠蔽、虚偽、時間稼ぎ、報道の現場では、都合の悪いことばは国民の耳に入らないように遠ざけられてきた。本来の力と意味を奪われたことばは、国民の関心を惹かなくなり、政治的無関心が蔓延している。

そんな流れの中で出版された本書には、政治家枝野のほとばしるような生のことばが記されている。ここには現政権の政策への批判のみならず、日本を生き返らせる様々な方策が披瀝されている。「保守」や「民主主義」といった基本的な概念についても、歴史から説き起こし、安倍総理も含めたいわゆるネトウヨ的な立場を徹底的に批判している。経済や外交について語られることばからは、野党が予想以上に実際的な方策を練っていることを伺うことができた。

この演説がなされ、出版についても語られるようになって以降、ネットを中心としてさまざまな批判が飛び交ったが、指摘された内容にしっかり向き合い、説得的な反論がなされた例を私はまだ知らない。現政権の閣僚たちの過去の国会答弁を見ていると、彼らには説得的なことばを語る能力と意志が著しく欠けているようである。しかし、政治家がまともなことばで戦わなくなったら議会制民主主義は成り立たない。

本書はひとりの野党党首からの挑戦状とも言える。あくまでも数に頼んで逃げようとするのか、誠実にことばで応じるのか、試されているのは与党ばかりでなく、一票の権利を握っている国民一人一人である。特に支持政党無し、昔から自民党支持という人こそ、本書を読んで、国会で何が戦われてきたのか、野党が何を批判しているのか、与党が何をしてきたかを知っていただきたい。

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扶桑社から発売された解説 上西 充子の緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」(JAN:9784594080631)の感想と評価
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