映画ふたりはプリキュア MaxHeart [Blu-ray] の感想

プリキュア2年目にして、満を持しての映画化作品。
個人的には映画限定のとあるキャラクターの言動や、ブラックの扱いに若干思う処がありましたが、
自身が昔見た記憶の中の子供向けアニメ映画としては、むしろよくあるパターンだったのかなと思い出しました。

一瞬仲間の一人が敵の攻撃であっけなく倒された（死んだ）かとヒヤっとしたシーンがありましたが、
当然ながらそんな事はなく、一子供向け映画としても、プリキュアの映画としても安心して楽しめる事と思います。

映画次回作「雪空のともだち」の評価に比べると人気が下がると思われる方もいらっしゃる事と存じますが、
元気で可愛く格好良く、テレビ本編と変わらず活躍するプリキュアたちの姿には、やはり心が躍ります。
特にひかりの健気さには、「プリキュア！速く助けに来て！」と応援したくなる事必至です。
もしもこの頃ミラクルライトがあったなら、迷わずひかり/ルミナスに向けて振っていたでしょう（笑）

製品についてですが、初回限定版と言うことで、オマケグッズや映像特典があります。
映画本編にはプラスも変更もありません。
本編が見る事ができれば良い場合は通常版でも問題ないと思いますが、
放映当時の雰囲気やコレクションに興味のある方には、こちらの版をお勧めします。

リマスターの出来はそんなに期待はしてなかったけど、予想以上に良かったです。
確かに、輪郭のジャギ等甘い所はありますが、女児アニメとしては十分すぎるほどの処理で高画質と言えるでしょう。
個人的は大満足な出来栄えですね。
あとは、０５年のアニメとしてはちょこっとだけ高いかも。
新規特典のドラマCDが満足できるかがキモかと。

追記
視聴したのでそちらの感想も。
内容はかなり大道。
今にも受け継がれる、プリキュアらしい展開だったです。
強化フォーム（？）の出番がちょっとしかないのは残念ですけどね。
スクエアのツンデレっぷりには、ちょっとにやってしました。
ドラマCDも、新規の割に声優の声があまり変わってなくて、良かったです。
流石に10年前だから、声が変わったり感じが分かったりするけど、やっぱりDXがある影響か演技を忘れてないのかね。
ドラマもサブキャラが渚、ほのかの印象への手紙を読み上げる内容です。
本編の話を挙げているかもしれないですが、生憎自分は見てないからわからないですね。
そうならば初代を見てる人なら、2828できる内容かもしれません。