水域(上) (アフタヌーンコミックス) の感想
参照データ
タイトル | 水域(上) (アフタヌーンコミックス) |
発売日 | 2013-04-26 |
製作者 | 漆原友紀 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
「NHK少年ドラマシリーズ」に似た、叙情的で美しく、ミステリアスな作品。
水泳部の千波はランニングの途中で倒れてしまい、美しいせせらぎの山里に住む、澄夫という少年の夢を見ると‥‥‥。
以前、どこかで聞いた話だなぁと、暫し考え思い出したのは、
石井聰亙(現在は岳龍)監督の「水の中の八月」でした。
九州北部の干魃の年、1人の少女が倒れる。
そこから始まる不可思議な物語…。
そして、最後には水神は大雨と共に虚空に消えて行く。
多分、九州に伝わる伝説をモチーフにしているのであろう両者は、初めと終わりが妙に一致している。
(日本昔話にも、似た様な話があったような気がします)
いずれにせよ、現代に蘇った伝説を蟲師のような静かな躍動感で堪能できる一冊です。
水泳部の千波はランニングの途中で倒れてしまい、美しいせせらぎの山里に住む、澄夫という少年の夢を見ると‥‥‥。
以前、どこかで聞いた話だなぁと、暫し考え思い出したのは、
石井聰亙(現在は岳龍)監督の「水の中の八月」でした。
九州北部の干魃の年、1人の少女が倒れる。
そこから始まる不可思議な物語…。
そして、最後には水神は大雨と共に虚空に消えて行く。
多分、九州に伝わる伝説をモチーフにしているのであろう両者は、初めと終わりが妙に一致している。
(日本昔話にも、似た様な話があったような気がします)
いずれにせよ、現代に蘇った伝説を蟲師のような静かな躍動感で堪能できる一冊です。