【Amazon.co.jp限定】 ガールズ&パンツァー 最終章 第1話 (特装限定版) (「中村桜の アヒルさんでも分かる! 総火演の楽しみ方講座」BD付) [Blu-ray] の感想

作品は★★★★★ですよ。
他の方も書かれていますがテープ跡がベッタリ。本体のDVDはシュリンクされているしテープ跡が残るのはamazon特典のケースの方なので
中身は本体ケースに一緒に格納する事にして特典ケースは捨てました。問題のテープは市販のメンディングテープなんかより全然強力で、どう考えても梱包用じゃない？しかし、amazonのこういう梱包は以前にも似たような事を散々やっていてコレだから効率優先で直す気無いんでしょうね。返品時にしか使わない管理用のバーコードシールは「きれいにはがせます」なのに（笑）

始まりがとても印象的で映画館ゆえの爆音で耳がつぶれるかと思いましたがとても面白かったです。
しかし後付けだからこそしょうがないのもありますが船上と船底で暮らす人との差が激しく、船底は世紀末になっているのがガルパン好きでもさすがにオイオイと突っ込みをいれたくもなりました。
そして試合までの新キャラとの絡みが今回は若干辛かったです。
劇場番ほどは出来は無いもののそれに近い演出はガルパンにしかない魅力ではあります

この手の続編モノには脊髄反射的に「蛇足である」という意見を述べる者が現れるが
個人的には「最終章こそが真のガールズ&パンツァーになりうる」と言いたい。

そもそもガルパンシリーズは魅力的な戦車戦と魅力的なキャラクターたちによって人気を博したシリーズであり
正直に言ってしまえば優れた起承転結のストーリーを持つものではなく、話の中心となる廃校要素は「寄せ集めのチームと戦車で主人公が勝ち上がっていく」「ライバルたちが大洗の元に結集する」という展開のために強引に組み込まれたものという印象が強かった。
翻ってこの最終章では、そのような言わば"余計な要素"を排して、より純粋に少女と戦車道を描く物語になっていくのではないか。自分はそう考えいる。
今回登場する新キャラクターも既存の人気キャラクターに劣らぬ個性と魅力を発揮しており、水島監督とガルパンスタッフたちの確かな力量がうかがえるものであった。
また戦車戦以外のパートでのアニメ表現にかなり力が入っており、劇場版での「戦車戦以外のパートがやや退屈」という課題点が改善されてるのも個人的には嬉しいポイントである。
進化し続けるガルパンシリーズの今後に期待したい。