劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」(完全生産限定版) [Blu-ray] の感想

昨今のFGO・キノコの狂乱に影響を受けずにオリジナルの世界観描写を尊重した
監督他スタッフさん達に
ただただ感謝します。
セイバーオルタ(ドレス)との邂逅は、
気になりましたが・・

今後２・３章でも商業的圧力に屈せず
Fateに期待を寄せた当時のファン達に
最高の娯楽を・・切に願います。

原作本編ではHFルートにしか登場しないが故に、後続の作品ではあまり扱いが良くない真アサシンことハサン・サッバーハ（呪腕のハサン）。
そのサーヴァントとしての誕生から成長がこれでもか！と描写されています。
稲田徹さんの演技、スピード感溢れるアクション、全てがカッコいい。
時間の限られた映画で、活躍の機会が少ない彼の描写にここまで力をいれてくれたスタッフの皆様には感謝してもしきれません。
ぜひ彼の最期まで、魅せてほしいと思います。

最高の第1章だと個人的には思います。
劇場へも何度も観に行き、BDでも再度鑑賞しましたが、やはり鳥肌が立ちました！
Heaven’s Feel の映像化はとても難しいとゲームをしていて思っており、正直しない方が良いんじゃないかなぁ〜…と思っていたのも杞憂でしたね 笑
ストーリーのまとめ方・映像・演技・音楽、その他色々と素直に凄いと感じました。
まだ、第1章と言う事で、第2章 2018年公開予定を楽しみにさせて頂きたいと思います。
制作サイドの皆様、ありがとうございます。
ファンの皆様方も第2章→第3章と最後まで楽しみに期待されていると思いますので、最高の劇場版【※全章 完結 】公演になる事を切に願います^ ^

空の境界、 Fate/zero、 unlimited blade works、それぞれの作品で常にファンが望む最高の映像化を成し遂げてきたufotableが！！
桜ルートを映像化して面白くないわけがない！！！

ファンにとってufotableはまさに”約束された勝利の剣”なのである。

監督を務めた須藤友徳は原作者の奈須きのこをして「間桐桜研究家」と言わしめたほどの型月ファンとして知られている。
そのFateへのこだわり、そして桜へのこだわり（愛、もしくは執念）はおそらく一度劇場版を見ただけでは消化しきれないほどに深いと思う。
他のレビューでもある通りいきなりこの映画だけ見ても面白さの３割も体感できないだろう。FGOだけ知っていてもだめだ。
冒頭の共通ルートの描写でもわかるように最低でもセイバールート、凛ルートを知っていることが最低条件である。
だけどそれでいいと思う。
なぜならこの映画は長年桜ルートの映像化を待ち望んだファンとそれに応えたufotableの情熱の結晶なのだから。

どこまでもついていくぞ、須藤監督及びufotable。
とりあえず早く2章のPVでもいいから見たいぞ！