渡くんの××が崩壊寸前(5) (ヤンマガKCスペシャル) の感想

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参照データ

タイトル渡くんの××が崩壊寸前(5) (ヤンマガKCスペシャル)
発売日2018-01-05
製作者鳴見 なる
販売元講談社
JANコード9784065107010
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

1~5巻まで一括購入して一気読みしての感想です
女の子の絵柄は可愛い、ストーリーも1巻冒頭の紗月の行動を始め徐々に彼女の背景という謎を紐解きつつ三角関係である石原との関係も発展していくと王道とはやや離れた内容なのであまり既存のラブコメの焼き直し感はありません
読み始めた頃は紗月がメインヒロインとして推してく流れで、だいたいのラブコメにいる主人公の憧れ人物ポジションである石原とは友人関係のまま終わるだろうという感じでしたが、一応仮というかたちで石原と交際する流れに
その石原もというと紗月への嫉妬もあったり、完璧ヒロインかと思わせて欠点も多かったり思いがけない行動に出ていたりと想像以上に闇が深く気がつくと紗月以上に感情移入してしまったりもしました、というか個人的に掘り下げ方のせいか現状紗月にあまり感情移入できないというのもあって、苦しむだけ苦しんで破局するよりも石原エンドでゴールして欲しいと思っている次第です
最初から紗月路線で決まっているのなら仕方ないと思う部分はありますけれど…
 
展開にやや難とするのは、5巻終わり近辺の石原の心情に共感してしまうことと、新キャラの梅澤の登場が今のところただの尺伸ばしにしか機能していないと感じる部分があります
あくまでも紗月、石原の三角関係+妹って作品の流れを押すならあまりいらないポジションである気がします、ただ主人公の関係を引っ掻き回すだけのキャラになってしまうなら前述のこともあって嫌いになってしまいそうですし
と、やや辛辣な意見を書きましたが内容はとても面白い作品だと思いますが、人を選ぶ作品だと個人的には感じています
今後の展開に期待はしています、どういう流れであれちゃんと納得のいく終わり方に着地させてくれることを期待しつつ不安も交じり1個マイナスの星4

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