暁のヨナ 25 (花とゆめCOMICS) の感想

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参照データ

タイトル暁のヨナ 25 (花とゆめCOMICS)
発売日2017-12-20
製作者草凪みずほ
販売元白泉社
JANコード9784592215158
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

いつかのイクスの予言がじわじわ効力を持ち始めたように思えた巻。

しょっぱなヨナとスウォンが対話(道の途中で、しかも兵に囲まれて)するところから始まり。
スウォンのモノローグで1コマだけの回想?が現れるのですが、それに結構驚かされます。スウォンの心の中でのことなので特に他の人に影響なく進むのですが、現れたのがその人物だということも含め、大きな意味を持つのではないかと。

そして真国内部ではタオ姫擁護派の反戦勢力というのが登場しました。しかしむしろ第三勢力というのが相応しい感じで、それに気圧され2人の姫と五星の運命も猛スピードで動いていきます。

やはり草凪先生!と思わずにいられないのが、一見ヨナ(ひいては読者)にとって敵の位置にいると思われていた開戦派のコウレン姫にもしっかり共感させてくるところ。
それもヨナ側に歩み寄ったから、とかではなくてしっかりコウレン自身のバックボーンを描くんですね。ここに関しては今更ですが絵がとても力を持っていて、絵だけで引っ張られてしまうこともあります。

あとは闘いの中、仲間達が揃うと急にギャグ風味が垣間見えて大変な時でも笑えるのでホッとしますね。
このコミックス収録のおまけ漫画を含むドラマCDが現在出ている花とゆめの雑誌の方についていたので、コミックス派なのにまんまと買ってしまいました。23巻収録の凶暴化のど飴の話は是非音声で聴きたいと思っていたので嬉しかったし、キャストの皆さんもさすが期待を裏切らないお芝居でした。本編の内容も入ってます!(22巻あたりのお話。)ただし漫画はコミックスよりだいぶ進んでいるのでお話を飛ばして読みたくない方は注意。

冒頭に書きましたように、旅が始まったばかりの頃に高華国の神官イクスが口にした予言が現実になる、その片鱗が見えた気がしました。ほんの少しずつですし、どう言ってもネタバレになるので書きませんがやっと大軸に触れたのかな、と。
読みづらい長文で失礼いたしました。少しでも参考になれば幸いです。

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白泉社から発売された草凪みずほの暁のヨナ 25 (花とゆめCOMICS)(JAN:9784592215158)の感想と評価
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