CAPA (キャパ) 2014年 06月号 [雑誌] の感想

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参照データ

タイトルCAPA (キャパ) 2014年 06月号 [雑誌]
発売日2014-05-20
販売元学研マーケティング
JANコード4910029970641
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 趣味・その他 » カメラ・写真

購入者の感想

基本的に、新製品の紹介が中心の紙面構成になりがちなのは仕方ないが、今回はスナップカメラ特集。デジタル全盛の現在なので、フィルムカメラは申し訳程度にライカが取り上げられている。

正直なところ、レスポンスがというのであれば最強のスナップカメラは「写ルンです」だと思う。ピント合わせも露出設定も不要で、極端な話「ノーファインダー」でもいける。
レンズ交換式で手頃な価格で中古が買えるという意味ではBESSAだろう。35mmレンズを着けて、絞りをF8位にセット、距離は6m位にしておけばほとんどパンフォーカス。フィルムはISO400で十分。そういったテクニックは紹介されていない。
スナップカメラとして紹介されているカメラでは、ニコンDfを除いてズームレンズ付で紹介されている。作例では単焦点を使ったものもあるが、スナップで使うならば断然単焦点がお薦めと思う。薄型のパンケーキレンズと呼ばれるレンズはバッグに入れる際にもじゃまにならないし、引っ掛かりにくいのでよりスナップ撮影に向いているのだが、それについての記述が無いのは残念。

本誌の記事中で、いつも残念に思うのは「Think Out」なのだが、今回も期待を裏切らずに残念な部分が多い。いきなり出だしから「フィルムの悪い点」を上げているのだが、確かにネガやポジに付く埃は面倒ではあったがデジタルよりも寧ろ対処しやすかったと言うのが正直な感想。撮像素子に付いた埃は、フィルムに付いた埃よりも厄介ではないだろうか?
例えば、ネガに付いた埃は、最悪の場合は「流水で洗う」と言う方法で取り除ける。デジタルの撮像素子はそういったことは出来ないし、多くの場合は自分でクリーニングするのも困難だろう。ましてや、レンズ交換できないカメラであれば撮像素子にゴミが載ってしまうとメーカー修理に出すしか改善方法が無い。どんなクリーンルームで生産されていようと、可動部があれば微細なチリは発生するし、モルトプレンを使っていればそれ自体がチリとなることがある。実際、私のD700は背面モニターの保護ガラスと液晶パネルの間にモルトプレンに潜んでいた埃が出てきて付着している(撮影に支障がないので放置しているが...)

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