UTB+ (アップ トゥ ボーイ プラス) vol.41 (アップトゥボーイ 2018年 1月号 増刊) の感想

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今日、モーニング娘の工藤遥さんの卒業武道館公演に行けない身に優しい本誌。一体、どれ位の人が行けないのでしょう。そう行けるものでもないです、全国津々浦々から。距離的にも、金銭的にも、仕事的にも、年齢的にも、行けない人の方が多い。そう思って欲しい。誰に言っていいのか分からないけれど。その魂を救うのがこれかも知れない、UTB＋。

全国で「この日」とこの時間を呆然と、すすり泣いて過ごしている人の気持ち。それがこの雑誌への正確な評価だと思えます。色んな愛のカタチがありますね。自分の仕事を自分の持ち場でしっかりこなす事、全国に配られる雑誌を作る事は、武道館で生まれた幸せと同等か、それより大きな量のプレゼントになっていると思います。WEB配信が増える中、やっぱり書物が想像を超えた幸せを運ぶ事は、今や欧州でも書物の復権が進んでいる事からも分かりそうです。

私が特に感じるページは工藤さんを含めた10期のページで、出来た事より出来なかった事の方が思い出になっているということ。これは今全ての上手く行かない人への朗報な様な。なんなんでしょうね、人間ってと笑。そして新たな五線譜の様にハローから５人を集めてくれた事。宮本佳林さん、浜浦彩乃さん、牧野真莉愛さん、佐々木莉佳子さん。工藤さんを含めてこの５人のカタチを作ってくれた努力がこの雑誌の輝きです。今のハローの輝きの人たち。歩み、個性、クオリティ、展望が各々に別々な輝きを放つ10代。なんだかオリンピック選手みたいに日本が誇らしくも感じます。感じませんか?‼

キラキラの光りを放つかみこさん、上国料萌衣さんのページが今回で終わるなんて。譜久村聖さんの連載が(一旦)終わったのと同じ、これからどうすりゃいいの？となります。それ位、毎号どんどん良くなる１ページはドキドキものでした。そして今号が最高潮ですね。ハロー以外でも後藤萌咲さんの全身姿は綺麗だし、今号は今年の有り余る日本の良さがいっぱいだと思えます。来年も。欲張り過ぎか。楽しい幸せ雑誌です。