サブスクリプション・マーケティング――モノが売れない時代の顧客との関わり方 の感想

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タイトルサブスクリプション・マーケティング――モノが売れない時代の顧客との関わり方
発売日2017-11-15
製作者アン・H・ジャンザー
販売元英治出版
JANコード9784862762559
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » マーケティング・セールス » 一般

購入者の感想

エアビーやウーバー等をはじめとしたシェアリングエコノミーや
サブスクリプションの内容がざっくりわかります。

スポティファイやネットフリックスがわかりやすい例で、
これからの時代は所有から利用へ変わり、
新しい時代の顧客層や関わり方を理解することで
新事業や自社がどのように変化していけばよいのか、
示唆を得ることができます。

 2017年3月発行の原書第2版(最新版)の邦訳版、鮮度が高い!一方、書中に登場する企業は海外の新興企業が多く、イメージがつかみにくいかも。(事例紹介ではなく「例えば」的に出てくる)

 『「サブスクリプション」の入門書』とありますが、マーケティング従事者やサブスクリプションに造詣の深い方にも、あらためて気づきのきっかけになるかもしれません。(チャーンレート?顧客生涯価値?そんなん当たり前やん、みたいな人でも)
 副題「物が売れない〜」やオビ「所有から利用へ〜」はなかなか的を射ていますので、ピンときたら読んで損はないでしょう。(原書は「チャーンの世界の顧客育成戦略」と直球)

 内容は、サブスクリプションとそれに伴い変化するマーケティングについてのおさらい、15のマーケティング戦略、実践編の3部構成です。おさらい(PART1)編は上手くまとまっています。このパートが一番のおすすめ。PART2は網羅的で、ガイドブックとして活用できるかも。実践編(PART3)は深くはないけど評価指標、手順、組織などポイントは抑えてます。(巻末にリファレンスもあるので、実務従事者にはハンドブックとして!)
 ちなみに、本文は太字が効果的に使われていて、読みやすいです。(ここ意外と重要!)

 唯一残念な点は、単行本には原書にある「索引」がないこと。たくさんの企業が登場しますし、専門用語も多いので、個人的にはマイナス評価、気にしない人も多いでしょうが…。(Kindle版ならキーワード検索ができる形式なんでしょうか?)

 価格は2,000円を切っていますし☆一つ、索引なしで☆一つマイナス、邦訳も早く網羅的なのをプラス評価して中身に☆4つ、合計☆4つとしました。

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