幼女戦記(7) (角川コミックス・エース) の感想

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参照データ

タイトル幼女戦記(7) (角川コミックス・エース)
発売日2017-11-25
製作者東條 チカ
販売元KADOKAWA / 角川書店
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

歴史に裏付けされた緻密な戦術観点と歴史観
それをしてコミカルにかつシニカルに進められる認識や思惑の齟齬
幼女であるからこそ、幼女でなければなし得ないこの世界の物語が極限の緊迫感とそれを表現する圧倒的な画力で読むものすべてを圧倒して止まない
表現の自由をもってデフォルメされた戦争
それはあくまでバラエティでありフィクションであるが
それ以上のエンターテイメント性、ある種の可能性を感じさせる
銀翼に値する作品である
可愛いは正義であり魔性の魅力を拡げるエッセンスだ
幼女最高!!!

最後のページ、圧巻のシーン! 結果はアニメで知っているけれど、もう一度続きが見たくて絶対に次の巻を買ってしまいます。

元より昨今流行りの異世界モノ(?)漫画としては断トツで大人向けの作品ですが、今巻は演出もかつて無い程ド派手で、前半の堅苦しいディスカッションより判り易い戦闘描写のが好みな方も、きっと満足できるでしょう。どっかの巨神兵まんまな薙ぎ払いビームは飛び出すわ、兵士はガンダムみたいなポーズしまくるわ、味方の高官達がなんか別作品で見たような風貌で無駄に濃いキャラ達だらけだわ、天使の羽フレア的ものはみせてくれるわ、マッパになってもちっともエロくない幼女が凛々しく戦場を駆け回るわ、1巻以来、現時点に至る迄も敵側の現場指揮官として最も優秀に描写された強敵である因縁の相手と、今度は頼れる仲間と共にラストバトル開始、等、やりたい放題です。戦闘自体はもう急襲出来た時点で勝ったようなものなので派手にしてるだけなんですが、それでもハラハラして面白いと感じられるのは素晴らしいですね。

前半の神(笑)や上官とのやり取りで改めて提示されますが、「異世界モノ」という、技術的・歴史的・教育的に進んだ世界からそれらが劣る世界へ個人が渡って活躍する、というシチュエーションで説得力を持たせるなら、その個人には進んだ世界側が総体として学び受け継いできた知識・経験をどれだけ把握し活用できるかには、この作品のように拘って欲しい訳です。別にお手軽なチート能力や個人的才能でブイブイ言わすのを完全否定する訳ではありません。実際この漫画もそれ半分内包してますし。が、それだけでは主人公が自分の世界から異世界に渡った設定の意義が薄れてしまうので。私達が歩んだ道は決して無駄でなく、価値も意味も確かにあったという事を明確に提示出来る。それは、異世界モノだけが示せるカタルシスなのです。

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