WACK & SCRAMBLES WORKS(DVD付) の感想

初代BiSが解散した2014年に今の社長兼マネージャーの渡辺淳之介氏がWACK設立した。

同年、BiSの遺伝子を受け継ぐグループとしてBiSHをデビューさせてから3年が経過し、2017年のBiSHブレイクを期にリリースされた記念碑的アルバム。

WACKにはBiSHの他にも新生BiS（初代メンバーは2017年現在2人）、GANG PARADE、EMPiRE（2018年正式メジャーデビュー）が所属しており、全グループの楽曲制作、サウンドプロデュースを松隈ケンタ率いるSCRAMBLES担っている。

全てのタイミングが2017年に整い、今年ブレイクしたBiSH以外にも魅力的な楽曲、魅力的なグループがWACKにはいるんだと拡散させるためのお祭り的オムニバスアルバムとなっている。

各グループのライブでは欠かせない楽曲を別のグループメンバーがシャッフルでカバー参加、松隈ケンタ氏が過去に楽曲提供してきた曲を全グループからシャッフルでカバー、2018年正式にメジャーデビューするEMPiREのプレデビュー楽曲「EMPiRE is COMiNG」を初収録。

こういう遊び心溢れるシャッフルアルバムは好きで、出来ればハロプロの「プッチベスト」みたいな、毎年その年リリースの楽曲をシャッフルカバーして年末恒例リリースしていってほしいですね。

やっぱりBiSHは別格だと痛感した1枚です。

他のグループの子の歌声は初めて聞いたんですが
恐ろしいほど何も心に響かなかった。

ラストの屋上の空は
今までになかった歌い方で
すごく良かった。

アイナジエンドに清き一票！

企画モノとしては
面白い１枚ですね。