転生したらスライムだった件（６） (シリウスコミックス) の感想

第１巻から購入しています。いつも新刊を心待ちにしています。６０過ぎのじじばばですがはまってます。

下の方は主人公以外の知能が低いのはどうなのと言っていますが、主人公は転生者なので現代の知識や常識を持っていますが、周りはみんな元々はただの魔物です。知能が低いのは当たり前。むしろ魔物にしては高い方だと思う。この話はそんな魔物達を従えて国を作っていくのが1つのポイントなので初めから現代の常識だの厳しい規律などと言っていたらまとまるものもまとまりません。リムルだって万能ではないんだから適当になる部分もある。たしかに最初は依存気味かもしれないがそれも後々魔物達の成長につれて変えていけば良いだけの話。ドワーフ王にしたって向こうからからしたらリムル達は本来危険な魔物達なんだから態度が乱雑になってもおかしくない。

何よりもここはファンタジーの世界で会って地球ではありません。日本人と外国人とでは考え方や風習が違うように地球と異世界とでも違ってきます。ましてや相手は魔物。ドワーフの国にもその国の風習やり方がある。ここは現代社会ではないのだからそのやり方でもうまくいくかもしれない。そもそも異世界ファンタジーの内容なんだから細かいところをつっこめばどの作品も似たような問題は出てくる。気にしてたらきりがない。どうしても気になるならもうジャンル自体が自分に合ってないんじゃないかと思います。

また、これは私個人の偏見かもしれませんが、基本的に原作がライトノベルといった活字の場合、原作の情報量が多すぎて漫画版の方の内容をいくつか省略してしまい、展開や情報量の少なさに違和感を感じてしまうことがあると感じる時があります。もし作品に興味を持ったのであればこういう方は原作に手をつけてみてはいかがでしょうか。(これも個人差があると思います。)

あと名付けをしたあとみんな美男美人になるという話ですが、これはリムルが名付けをしたから外見もその影響うけたといった何か理由があったからだったような気が、、(間違ってたらすみません、、)どっちにしろファンタジーものの作品は大体みんな美男美人ですのでこれも気にしても仕方がないですねｗ(ここを気にするかも人それぞれだと思います)

5巻読了後、原作のなろうも読みましたが、川上泰樹さんの漫画化によるアレンジが凄く良くできていることに気付かされることになりました。
原作を読んでも漫画を買おうという気になる作品です。