宝石の国(7) (アフタヌーンコミックス) の感想

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参照データ

タイトル宝石の国(7) (アフタヌーンコミックス)
発売日2017-05-23
製作者市川春子
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

ちょっと切なくなる巻
6巻から一気に話が進んでいく

モルガナイトの下りはちょっとしんみり
シンシャと月の描き方
先生がまた深める謎
核心がここで1つ
フォスの進む方向

とても面白いです、とてもおススメです

他の方々のレビューを見ると物語の進行が遅いと書かれていますが、私は単行本単位で読んでいるであまりそうは感じませんでした。

今回の大きな出来事として

・フォスとラピス・ラズリの合体
・先生の正体、過去についての進展
・ウミウシとの再会
・フォスの決断(これは物語全体としても大きく核心に近づいた)

この四つがあり、私としては一気に物語のスピードが上がったと思いました。

まだ読んでいない方もいらっしゃると思うので内容の明言は避けますが、今回はこれまでような

「フォス・フォフィライト個人の物語」

だけでなく

「宝石と月人、そして先生、ウミウシまでこの世界全ての物語」

が大きく進展する、物語の大きなターニングポイントを迎えたな、と感じました。
どれか一つが、ではなく登場人物全体が物語の核心に近づいているのでわかりづらいかもしれませんが、確実に大きく進展しました。

個人的に宝石が戦うという斬新な設定と、市川春子さんの繊細な絵柄も好きで毎巻待ち遠しく、しかしながらいつまでも飄々と過ごすフォスと周りの宝石たちを眺めていたという相反する感情をもたせてくれる数少ない現行漫画なので、これからもゆっくりと楽しませてもらおうと思います。

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