竜と勇者と配達人 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) の感想

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参照データ

タイトル竜と勇者と配達人 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
発売日2017-11-17
製作者グレゴリウス山田
販売元集英社
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

この漫画が面白いっていうのは、1巻を読んだ時からひしひしと感じていたのですが、それは今までにあまり無い感じの題材を扱った事に対する物珍しさと、
登場人物達に事細かにレベルや役職や二つ名を付けている事に対する驚嘆が、
割合として多くを占めていたのですが、この2巻にて純粋に漫画として面白いと感じました。あらましは後程。

1巻の何やらかんやらで吉田のレベルが10にアップし、配達人見習いから正式に配達人となります。
その特典で二つ名を変更する権利を得ますが、それがどんな名になるか分からないくじ引き制で、結果ひどい有り様に。"短慮"の吉田続投です。
短筒みたいな武器の携行が許されたり(今まで丸腰やったんか)、先輩の家でスライムに襲われ纏わり付かれてグヘヘへなんてお色気シーンも・・あ、やっぱ違うなこれ。

世界観も好きですが、キャラクターもみんないい味出してます。
2巻から登場する表紙の彼女(女です)、依頼達成のためなら手段を凄く選ばない冒険者、滞納のイノリエ。このキャラがかなり好きです。吉田とはいいコンビになりそう。
1巻で猛威を振るった必殺合法軍団の皆さんも再登場します。その20席、大鉈のモルガは口より先に鉈が出る系女子。
この二人は2巻では準主役級の扱いで大活躍。今後の活躍にも期待が高まる。

他にも吉田が間接的に潰した盗賊団の残党に、非人道的な装置のパーツにされかけた魔術師二人と、キャラが一回こっきりのゲストに留まらない。
まだ2巻だというのに登場人物がじゃんじゃか増えてきました。アバウト気味の画風も手伝ってか、そろそろ覚えらんなくなってきたな・・。

2巻もおまけページがかなりの大充実。歴史的なうんちくコラムは、本編と合わせて読んで理解を深められます。

と、ここまではいつもの竜と勇者と配達人だったのですが、2巻収録の最後の話でちょっと毛色が変わった。
詳細は伏せさせていただきますが、現在判明している中で最高レベルの人物が出ます。その出し方の演出がぞくりときた。

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