BLUE GIANT SUPREME(3) (ビッグコミックススペシャル) の感想

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参照データ

タイトルBLUE GIANT SUPREME(3) (ビッグコミックススペシャル)
発売日2017-11-17
製作者石塚真一
販売元小学館
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

3巻の1話目から熱くて面白い、それが2話も3話も続く
そんな描き方もあるのか

ハンナとの音楽も一筋縄ではいかないところ、激しくぶつかり合い、向かっていく様がかっこいい

気質の強さも、新しいメンバーの予兆も面白い、読んで面白いマンガとしてとてもおススメ

相変わらず紙面から伝わってくる迫力がすごい。
次が待ち遠しい。というか早くほしい。

主人公と共に作者も「ジャズ的な」挑戦を続けているBLUE GIANT
第3巻の冒頭は、主人公・大の目線で描かれる。

ドイツでのパートナーを探してきた大が、追い求めてきた女性ベーシスト、ハンナと再開し
自分と組んでくれないかと伝える、物語上大切な分岐点。
それを、主人公の目線で伝える。つまり大の表情はわからない。
そんな作画上の挑戦を、挑戦と思わせないほどに、作者の技量は上がっているし、信頼感もある。

そして、大事なクライマックスのシーンで、視点は大から離れる。
2人のコンビ結成を見つめるのは、50年以上前にハンブルグで大きな飛躍を遂げたあのグループ。

いかにもドイツ的な生真面目なベーシスト・ハンナとの距離が近づいていく様子が描かれて、とっても素敵な第3巻。
巻末には新たなピアニストも登場する。

ちょっとやそっとでは終わらないストーリの、いわば仕込みの時期。
来るべき収穫の時も楽しみだけど、助走期間でも相当充実してます。

夢に向かう主人公たちと、同じだけのストイックさを自分に求める作者の挑戦も熱いっす。

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